食べる人もつくり手も幸せになれる「夢の舞台」
La SCÈNE du RÊVE（ラ・セーヌドゥ・レーヴ）

フランス語で「夢の舞台」を意味する店名。前橋こども公園のすぐ目の前にあります。親子連れはもちろん、地元の常連客で賑わう人気のパン屋さんです。

アンティーク調のスタイリッシュで落ち着いた店内には、季節によって変わる約60種類のパンが日替わりで並びます。小麦粉はフランス産を一部使いながら群馬県産にこだわり、あんこやカスタードクリーム、カレーも手間をかけて作ったオリジナルです。なんとベーコンも自家製とか。

お行儀よく並ぶパンたちに目移りしつつも、まずは1番人気だという『第一回モテコぱんフェス』でグランプリを受賞した『むぎぶたカレーぱん』をいただきます。コーンフレークをまぶして揚げてあるので、表面のカリカリとした食感が楽しい。麦豚のひき肉が入った具は、スパイスが程よくマイルドなので、これなら辛いのが苦手なお子様にも喜ばれそうですね。

食欲に火が付いたところで、次はオープン以来の人気を誇る『クロックムッシュ』を。ベシャメルソースとハム＆チーズの組み合わせが食べ応えのある一品です。パンは人を幸せにしますね。併設されているカフェでは、オリジナルブレンドコーヒーや自家製スロージュースを公園の緑を眺めながらいただくことができます。

コーヒーのおともに、個人的には『シナモンロール』がおすすめ。窓際の席に座ってゆったりとした時間を過ごしたい願望が沸いてきます。

ベーカリーチーフの中原卓也さんは「おいしいと思ってもらえるのはもちろん、またお店に行きたいと思える雰囲気づくりも大切にしています」とのこと。自分たちの作る幸せと売る幸せも大切に、その先にお客様の食べる幸せがある。とも話してくれました。