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パティスリーシュシュ 
美しさの奥に驚き

2026.11.01

扉の向こうはスイーツの宝石箱

 外からは中の様子がうかがえない重厚な扉。開けた瞬間、思わず声が出ました。なんて素敵な空間なのでしょう。

 広々とした店内は高級感たっぷり。飾りをまとった大きなツリーが目を引き、チョコレートや焼き菓子が美しく並びます。一番奥はオープンキッチン。その手前には宝石のようなケーキがずらり。

▲高級感あふれる店内

 まずはスペシャリテの「シュシュ」。白く端正な六角形にブドウとフランボワーズを飾った上品な姿です。

 ところが、フォークを入れると印象が一変。中には幾重もの層が隠されていました。

 なめらかなホワイトチョコレートのムースにピスタチオの生地、ヘーゼルナッツのクランチ。柔らかさとサクサク感が交互にやってきます。

 何より効いているのがフランボワーズのジュレ。鮮やかな酸味が甘さを引き締め、一口ごとに違う表情を見せます。

▲一見すると小さなかわいいケーキ

▲幾重にも重なった中身

濃厚なプリン、栗尽くしのモンブラン

 店名を冠した「シュシュプリン」は、スプーンを入れると、とろり。口に運べば舌の上ですっと溶けていきます。

 なんという口どけのよさでしょう。それでいて味は決して薄くありません。クリーミーでまろやかなのに、卵とミルクのコクがしっかり。濃厚さと軽やかさが両立しています。

▲シュシュプリンです

 ひと際大きな皿に鎮座していた「利平栗モンブラン」。ガラスのドームに収められた姿は、まるで美術品です。

 利平栗は、大粒で甘みが強く『栗の王様』と呼ばれる品種。その持ち味を生かしたモンブランは、一口食べると栗、栗、栗。濃厚なうまみがギュッと凝縮されています。香料を使わず、栗本来の香りで勝負。ある意味、重い。それほど栗の存在感が強いのです。

▲利平栗モンブランです

 ケーキは600円台から800円台が中心。やや高めですが、手間のかけ方に納得します。

 持ち帰りの箱を開けると、一つ一つ厚紙で包まれ、底をテープで固定してありました。形を崩さず届けるための心遣いにも感心します。

 2012年に足利市で創業し、太田市を経て昨年5月、前橋に進出。贈答用の焼き菓子やチョコレートも充実しています。

▲持ち帰りのボックスを開いてみると

店舗情報

パティスリーシュシュ前橋川原店

お問合せはこちら
027-289-6263
住所 前橋市川原町1-27-2
営業時間 11時~18時
定休日 火曜