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食べたい

毎日食べたいパンと特別なパン
ぱん卓

2022.06.04

素朴なドイツパンの先駆け

前橋・箱田中学校正門の正面にお店を構えています。店主の舩津卓也さんは前橋出身。都内で修業し、この地に開業しました。

扉を開けると、奥さんの美幸さんと店員さんが、いつも気持ちよく挨拶してくれます。

▲ざっと50種類、注文すると店員さんが取ってくれます

▲冷蔵庫にはランチに食べたいパンが並びます

入って右手には、ドイツパン、食パン、菓子パンがぎっしり並び、左手の冷蔵庫にはサンド系。あれもこれもと、目移りすること必至です。さて、今日はどれにしましょうか。

まずは自慢のプレッツェル。県内でこのドイツパンを置き始めた先駆け的存在です。太いところはモクモク、細いところはポリポリ。1つで異なる歯応えを楽しめるのが魅力です。噛んでいると、かすかに炭酸まんじゅうの皮のような味が。これは、ラウゲン液という表面に塗った液の味で、この液を塗ることで独特の茶色に焼き上がるそう。

▲プレッツェルの元祖的な店です

▲焼き立てが次々と

菓子パンもあなどれない実力派

お次は、断面が愛らしい豆パン。北海道産の小豆を使います。少しだけトーストしてみたら、ブリオッシュ生地がふわふわでほんのり甘く、小豆がホクホクして、あっという間に平らげてしまいました。

コロネのクリームは注文してからの後入れで、チョコレートかカスタードが選べます。カスタードは特別な卵を使っているので、少しオレンジがかった色。かぶりつくとパイ生地がパリパリ、クリームは品よく甘さ控えめ。パンとパイ菓子の中間のようです。

人気店なので、土日は一日中、平日も昼過ぎまではお客さんが絶えず、本当に飛ぶように売れていきます。ゆっくり落ち着いて買い物がしたい方は、品揃えは午前中に比べれば少なくなりますが、平日遅めの午後がお勧めです。

▲白い壁の立方体に大きさの異なる四角い窓がランダムに散らばる、モダンなデザイン

店舗情報

ぱん卓

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027-251-7831
住所 前橋市前箱田町291-5
営業時間 9時(土曜、日曜、祝日は7時30分)~18時(日曜17時)
定休日 月曜、火曜