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食べたい

支那そば 前橋城
辛冷やし味噌でパワー全開

2023.07.10

もつ煮丼が仲間入り

支那そばと並ぶ2枚看板、味噌ラーメン。夏季は冷やしに変わります。待ってました。

単品もありますが、ラーメンとミニのご飯物のセットを頼むのがこの城の掟。ご飯物はどれにしようか。あれっ、カレーがない。

▲ラーメン9種類にご飯物4種類。36通りのメニューがあります

▲1番人気は12番。支那そばと五目チャーハンのセット

ご飯物は飽きないよう時々、入れ替えがありますが、まさかカレーが消えるとは。競争が厳しいな。五目、キムチ、オムレツの3種類のチャーハン、もつ煮丼から選んだのは女城主、近藤早苗さんが「〇〇食堂より旨いって評判だよ」と自信を持つ、もつ煮丼でした。

ほぼ同時に着丼。まずは、辛冷やし味噌から。辛くないのもありますが、断然こちらがいい。特製ラー油が浮いたスープに真っ赤な一味がたっぷり振りかけられ、地獄の池のよう。

▲遠慮なくかかった一味。ラー油も効いています

スープを一口。辛い。けど、甘みも感じます。数種類の味噌をブレンドし、砂糖や味醂を加え、魚介系のスープで割るそうです。動物系は一切入らず、甘辛ですっきりした味に仕上げるとか。

具は炒めた豚肉、キャベツ、モヤシ。冷やしておき、錦糸卵、たっぷりのゴマとともに乗せます。

中太の縮れ麺は味噌に一番合いますね。見た目ほど激辛でなく、痺れるような辛さもないので、スープと一緒に啜ってもむせません。

秘密兵器で辛さ無限大

優しい辛さに物足りなくなったら、秘密兵器の登場です。卓上の一味、さらに特製辛子油を好きなだけ投入。酸味がほしくなったら、酢も入れましょう。

▲ラー油とは違う特製辛子油と一味。お好きなだけどうぞ

▲豚の小腸をニンニクとショウガを使って臭みを消したモツ煮

自慢のもつ煮は素晴らしく柔らか。モツの臭みはまったくなく、これは確かに旨い。最後にスープをかけて雑炊に。これは大正解。真似してください。

前橋城は来年2月で築城50年。常連という援軍が多く、まだまだ城を明け渡すことはありません。

▲休みの日は谷川岳に登る早苗さん

店舗情報

支那そば前橋城

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027-224-4464
住所 前橋市大手町2-11-24
営業時間 11時30分~13時30分
定休日 日曜、祝日