gourmet
食べたい
低温調理の鶏胸肉を煮浸しに
沖縄も暑いけど、前橋も暑い。ということで、夏季限定の冷製知花をいただきます。
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▲夏だけの冷たい琉球そば。トマトが夏らしい
麺を幾分長めに茹でた後、流水で洗い氷水でしっかり締めます。よく水切りしたら冷えた出汁に入れ、きれいに具材を盛り付けて出来上がり。冷たくしたスープのジュレが浮かび、見た目にも涼し気です。
スープを一口。雑味がなくすっきりした味わいです。沖縄から取り寄せた鰹節を抽出した出汁は清廉であり、ちゃんとコクもある。塩味は薄めにしており、別添えの手作り燻製塩で調節します。燻された香りが広がり、奥深い味になりました。
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▲スープのジュレがポイント。冷たくなり、薄まりません
平打ちの麺は締められ、いよいよ本領を発揮します。強いコシ、ゴワゴワした食感。温かい琉球そばより、個性を一層強く感じられます。
具も工夫されています。肉は三枚肉や軟骨を煮込んだソーキではなく、さっぱりした鶏の胸肉。「強い味だと冷たい出汁には合わない。低温調理してから出汁で煮浸ししました」とオーナーの小渕匡世さん。ミニトマトも同じく湯剥きしてから煮浸ししています。
温かいそばは泡盛に島唐辛子を漬け込んだコーレーグースで味変しますが、冷製は漬け込んだ島唐辛子入りの辛味噌。じんわり刺激的になります。
煮豚たっぷりの炊き込みご飯
さっぱり感を見越して、煮豚ご飯も頼んでおきました。肉や根菜、シイタケ、ヒジキをスープで炊いた「じゅーしー」の上にたっぷりの煮豚。これは旨い。最後は残った出汁に入れ、雑炊にして完食しました。
食後はシークワーサーソーダを。トロピカルな沖縄の海のようでした。
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▲じゅーしーの上にトロトロの煮豚がこんもり
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▲爽やかなシークワーサーソーダ。沖縄に行った気になります
冷製知花は「秋の虫が鳴り出すまでやります」と店を切り盛りする奥さんの千春さん。手間がかかるため、平日5食、土・日10食の限定ですよ。
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▲2023年のT-1グランプリに輝いた三枚肉そば
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▲温かい知花そば。三枚肉とソーキが入っています
店舗情報
琉球そば 知花
- お問合せはこちら
- 090-7752-3737
住所 | 前橋市千代田町2-5-5 |
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営業時間 | 11時~14時30分(ラストオーダー) |
定休日 | 水曜 |