gourmet
食べたい
卵の2重奏でまろやかに
県庁前通りにある1878(明治11)年創業の米屋さんが営む人気食堂。馬場川通り改修工事のため、昼間はしばらく休み、夜のみ営業します。
T-1グランプリは何と初めて。厳選素材を使った3種のかつ丼で初陣に臨みます。
新潟県産コシヒカリをフワフワにとじた岩田養鶏場の濃厚卵が覆います。県産豚のロースカツが3枚乗り、中央に黄身だけ落として出来上がり。
ソースはウスター、トマトとカレー。まずはウスターでかつを一口。スパイシーで肉の旨味が引き立ちます。ふわふわ卵に絡めるとまろやか。
粒入りのトマトは酸味があり、これも卵がよく合う。やはりというか、カレーも卵とお友達です。ソースを合わせると、また違った味に。
悩ましいのは黄身を崩すタイミング。ぐずぐずしている間に、かつもソースも少なくなって。
掟破りのKTKGを作ってみた
そこで、ひらめいたのが少し前に食べた醤油味のたれかつ。意外といけるかも。ということで、卓上の醤油を垂らし、KTKG(かつ卵かけご飯)にしてみました。これが大正解。結果、4種のソースでいただくことができました。
日替わり定食はお昼時、米屋さんと中央通りで販売しています。店でも一品料理と合わせてお好み定食ができます。コメは白米のほか、古代米の「めがみ米」も選べます。
T-1参加の意義について、店主の籾山多恵子さんは「飲食店が落ち込み、街がにぎわいを失っている中、微力でも盛り上げに貢献したかった」と話しています。かつ丼食べれば元気になれます。
店舗情報
もみやま食堂
- お問合せはこちら
- 027-226-5620
住所 | 前橋市千代田町4-1-14 |
---|---|
営業時間 | 17時~26時 |
定休日 | 日曜 |