元祖札幌ドミニカ前橋本店
スープと具と辛さをカスタマイズ

スープカレーって一度、食べてみたかったんです。調べたら前橋に美味しそうなお店がありました。前橋八幡宮の向かいに建つDKビルの2階「元祖札幌ドミニカ前橋本店」。ミシュランガイド北海道2017に掲載された「札幌ドミニカ」で修行した鈴川翔太さんのお店です。

入口には「CALM」と「元祖札幌ドミニカ前橋本店」、２つの看板が出ています。え？どういうこと？

スタッフさんに伺ったところ、「以前からここは『CALM』というレストランバーだったんですが、2020年からお昼だけスープカレー専門店になりました。あ、スープカレーは夜も食べられますよ」とのこと。ちなみにレストランバーは翔太さんのお父様が経営しているそうです。

店内は白い壁に囲まれ、カウンターとソファ席があります。スタイリッシュな空間で念願のスープカレーをいただきましょう。

まずはスープを4種類から選びます。ドミニカの源流である「黄」、豚骨ベースの「黒」、豆乳ベースの「白」、トマトベースの「赤」です。この時点でワクワクしてきますね。

源流ははずせないので、私は「黄」。豚肉好きの友人は迷わず「黒」を選びました。

続いて具材、辛さ、トッピングを決めていって、自分だけのオリジナルを作ります。これは楽しい。

サラサラのカレーをサフランライスにかけていただきます。ひと口食べて「う、辛い」。辛さのレベルは10段階から選ぶのですが、初めから５番にしたのは冒険が過ぎたのか…。4番までは粉の唐辛子、5番以降は生の唐辛子を使っているそう。でも食べ進めていくと、その刺激が旨味にかわってくるから不思議。

小麦粉を使用していないから、カロリーは低そうだし、カレーにはピーマン、カボチャ、ヤングコーン、レンコン、ゴボウ、ブロッコリーなど8種類の野菜が絶妙の茹で加減で入っています。スープカレーって、ヘルシーで体に良い感じがしますね。

次はどんな組み合わせで食べようかな、と考えるのも楽しい。ちょっと病みつきになりそうです。