gourmet
食べたい
中南米料理 ボルデ
ラテン気分でお肉もりもり
2022.03.05
肉汁ジュワのむちむちケバブ
住宅街にある隠れ家的なレストラン「ボルデ」。第9回、第10回のT-1グランプリで連続グランプリに輝いた、実力派の中南米料理のお店です。ボリューム満点のランチセットを食べに行ってきました。
5種類の中から選んだのは、陽気なオーナーさんが「定番ですよ」と推してくれたケバブセットとタコスセットです。
県産豚の挽肉に秘伝のスパイスをねり込み、オーブンでこんがりと焼いたケバブ。フォークをブスッと刺したとたん、肉汁がジュワっと飛び出してきました。口に入れるとなかなか、しっかりした食感です。固いのではなく、肉がちゃんと主張している感じ。パリっと焼いたトルティーヤ(薄焼きパン)に包んで食べると、あー美味しい。ビールが飲みたくなってきた。
このケバブにチーズやメキシコの青唐辛子ハラペーニョを加えてアレンジしたのが、第9回T-1グランプリメニュー「チーズケバブヘヒカーナ」です。基本のケバブがこれだけ美味しいんだから、グランプリメニューはどれほどのものなんだろう。
さあ次はタコスいきましょう。トルティーヤで、たっぷりの野菜と肉を包んでいただきます。お肉は細かく切ったハツ、タン、肩ロースを揚げ煮にしているそう。タコスは何度か食べましたが、複雑さが加わった初めての味かも。
途中から、手づくりのハバネロソースをかけて味変しました。このソース、ひと口目は爽やか、あとから辛い。辛いもの好きにはやみつきになりそうなお味ですね。
日系ブラジル人やペルー人から伝授
ボルデさんがオープンしたのは2017年。その前は新前橋駅近くで6年間、ミティエラという名前で営業していたのだとか。
「日系ブラジル人やべルー人の友達が多くて、彼らに料理を教わって、それを日本人向けにアレンジしたんですよ」。こういうお店が前橋にあるのがうれしいですね。
今度は、第10回T-1グランプリを制した「エスペートス」(豚の串焼き)をぜひ味わいたい。モモ、ロース、挽肉、別々の味付けをした3種類の肉をオリジナルソースで楽しむ料理だとか。
コロナでなかなか日本を離れられませんが、この店にいるだけで海外旅行をしているような気分になれます。
店舗情報
中南米料理 ボルデ
- お問合せはこちら
- 027-260-6077
住所 | 前橋市三俣町1-2-9 |
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営業時間 | 11時30分~15時、17時30時~22時 |
定休日 | 水曜、不定期で木曜 |