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食べたい

素朴で懐かしい食堂のチーズケーキ 
湖山

2022.07.31

80代のご夫婦が経営

赤城山大沼湖畔の駐車場の一角に1973年に創業した食堂「湖山」。来年で50年になりますね。

82歳の塩原昭夫さんと80歳の美佐子さんご夫婦が経営しています。美佐子さんはいまも黒檜山に登るほど足腰が丈夫で、お若い。

▲昔ながらの湖畔の食堂

そばやうどん、カレーライス、ラーメンなど、食堂の定番メニューが並びますが、その中で一番人気はなんと「自家製手作りチーズケーキセット」。塩原さんの娘さんが10年前から作っているそうです。

上は軽く焼いてあって、中はレア。2層になっています。1ホールを6分割してある感じです。チーズがほどよく濃厚で、レモンの香りがアクセント。懐かしい味だなあ。苦みの利いたコーヒーとの相性もいいですね。

▲手作り感がたまりません

白樺クーヘンセットも好評

赤城山山頂の活性化を目指す有志からなる「AKAGIやる気塾」が考案し、大沼湖畔の加盟店で販売している「赤城山白樺クーヘン」。赤城のお土産ものとして人気ですが、こちらではコーヒー、紅茶のセットで食べることができます。

お皿の上に乗せると、本当の切り株のよう。ミルキーな甘さで、生地はしっとり。粉砂糖が優しい食感を演出していますね。食堂で食べてみて気に入ったら買い求める、という手もありです。

 

▲幾層にも積み重なった断面

手作りチーズケーキは毎日あるとは限らないそうですが、白樺クーヘンは常備されているので大丈夫。

でも「もう80歳超えてるからね、お店は不定休。せっかく来てくれても閉まっていたらごめんね」と優しい店主さん夫婦。またそのお顔を見に伺いたいと思います。

▲ストーブはインテリア。夏でも置いています

店舗情報

湖山

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027-287-8348
住所 前橋市富士見町赤城山2-24
営業時間 9時~17時
定休日 不定休