gourmet
食べたい
Man:ne(マンネ)
グルメの新三国同盟
2023.10.14
美しいテリーヌの前菜
フランスとイタリアの料理、オーストリア・ウィーンのお菓子を食べられるお店です。
前菜からデザートまで付いたランチのフルコース「マンネコース」をいただきました。
まず登場したのは特製テリーヌ盛り合わせプレートです。
ガラスの器に野菜のテリーヌと、ジャガイモムースと白身魚のテリーヌ、2つのテリーヌを中心にキャロットラペやビーツのサラダなど野菜のフレンチ総菜が盛られています。根菜のソースとバジリコのソースが色を添えて。食べるのがもったいないほどキレイ。
続いてニンジンの冷製スープと温かな自家製パン。「母が近くで畑をやっていて。野菜はそのとれたてを使います」と奥様でパティシエの金井恵さん。
あっさり爽やかで、ニンジンの甘さが生きています。
パスタは手打ちのタリアテッレで、5種類からソースを選べます。「シェフ、何がいいですかね?」と選びきれずに迷っていたら、「イタリアでタリアテッレに最も合うのは牛肉のボロネーゼだと言われてるんですよ」シェフの金井秀賢さん。それにしましょう。
パスタは弾力があってプリプリしています。県産小麦粉と卵と塩だけを使い、「生地がここでストップ、と教えてくれるまでよく練るんですよ」とシェフ。パスタと対話しているんですね。
本場のザッハトルテに初対面
デザートは、ウィーンで修行していたという奥様の自信作、ザッハトルテをいただきます。外を覆うパリっとしたチョコの下は、グラズールと呼ばれるシャリシャリとした食感のチョコレートの糖衣、中はしっとりしたスポンジの3層になっています。
甘くないホイップクリームをつけて食べるのがウィーン流だとか。これは美味しい。
こちらのお店、以前は奥様のお父様が「萬年屋」という寿司屋を経営していたそうです。
奥様とご主人の出会いは辻調理師専門学校。ご主人は西洋料理、奥様は洋菓子の先生だったといいます。「いつかはお店を出したいね」という夢が2021年秋に叶いました。
「前橋は粉もの好きの人が多い。フレンチを専攻していたのですが、生パスタをメーンとしました」とご主人。ディナーは一日一組限定で、パスタ以外はすべてフレンチを楽しめるそう。
店舗情報
Man:ne(マンネ)
- お問合せはこちら
- 027-888-6264
住所 | 前橋市大利根町1-38-9 |
---|---|
営業時間 | ランチ11 時~14時(LO) ディナー17時30分~ |
定休日 | 水、木曜 |