gourmet

食べたい

エル ヴィエント
スペインの「おふくろの味」

2023.02.11

トマトソースで煮こんだ豚角煮

スペインの小さな街の路地裏にあるようなレストラン。アヒージョやイベリコ豚の生ハム、パエリャをワインとともに気軽に味わえます。ランチ限定でT-1グランプリ用の料理を提供しています。

▲エビのアヒージョ。ニンニクが効いています

▲イカ墨のパエリャ。レモンを絞って

大きな豚肉の塊とリゾット、目玉焼き、フライドポテトが一皿に盛られています。「お肉はメーンとしても、ご飯に混ぜていただいても美味しいです」とスタッフが教えてくれました。

豚肉はチリドロンというパプリカパウダーを入れたトマトソースの煮込み。リゾットはカルドソといい、豚肉を煮た汁で炊き込むそうです。皿の端にパルメジャーノとパプリカパウダーがかけられています。おしゃれですね。たっぷりのサラダと鶏肉とキノコのスープが付きます。

▲崩すのをためらわせるビジュアルですが…

まずは主役を。柔らかく、口の中でとろけそう。スペイン風豚の角煮みたい。肉の甘みとトマトの酸味が重なり、甘酸っぱいパプリカパウダーや香ばしいニンニクが味にふくらみをもたらせます。

「脂身の美味しいバラ肉に焼き色を付けてからオーブンで3、4時間煮込み、味が染み込むよう一昼夜寝かせます」とシェフの豊田昌浩さん。この手間のかけようが美味しさの秘密ですね。

▲この塊が口の中でホロホロに

豪快に混ぜてかっ込むべし

シメジが入ったカルドソも優しい味。別々でもいいけど、ここは指南通りに肉と一緒に。ついでに半熟の目玉焼きも混ぜちゃおう。うん、旨い。スペインの「おふくろの味」って感じです。

店では定期的に料理付きのフラメンコライブを開いています。情熱の国を五感で楽しみましょう。

▲大きなパエリャ鍋。100人前作れるとか

▲中央前橋駅近くの路地裏にある隠れ家のよう

店舗情報

お問合せはこちら
027-220-5545
住所 前橋市三河町1-3-12
営業時間 11時30分~14時(LO)、18時~21時(LO)
定休日 日曜、第2月曜