居酒屋 ダイニング粋源
やまと豚と赤城鶏で創作料理

店名通り、粋な店です。やまと豚と赤城鶏を使った料理が２枚看板。T-1グランプリは過去２回入賞、今回は常連さんの注文を採り入れた改良型「やまと豚のガーリック焼」で頂点を目指します。

ニンニクと数種類のスパイスに漬け込んだ肉をオーブンで焼き上げます。油は使いません。レタスで包んで、韓国の焼肉のようにパクッ。ニンニクの粒がカリカリになっていい食感です。

と、ここまでは従来型。常連さんの注文は「味変できるようにして」でした。そこで考えたのが辛子味噌、バルサミコ、ツイートチリの３種類のソース。好みのソースを肉に付けましょう。

肉が６切れあるので、確かに味に変化が付けられるのはうれしですね。

旬の刺身や一品料理も充実しています。この時期は鍋がいい。鍋は鶏白湯、キムチ、トマトの３種類。もう一つの看板、赤城鶏の旨味を堪能できる塩ベースの鶏白湯にしました。

モモ肉と手羽先、野菜やキノコ、豆腐がたっぷり入っています。鶏ガラで炊いたスープに具材の旨味が加わって旨さ倍増。コラーゲンたっぷりで健康と美容にも良さそうですね。

こちらも味変出来るように、柚子胡椒、ニンニク、魚粉が添えられます。ことに魚粉が最高。絶品の地鶏ラーメンのスープのようです。ということで、〆用にチャンポン麺をいただきました。

店主の柳澤崇雄さんは料理人歴32年。９年前に念願の店を開きました。「粋に飲んで、くつろげる空間にしたいと願っています」と静かに語ります。