天津飯店
白湯か麻辣か、しゃぶしゃぶしよう

中国語が激しく飛び交っています。店主や店員さんはもちろん、夜はお客さんも中国の人が多いようです。天津の食堂に来た気分。予約して、名物の薬膳火鍋をいただきます。

真ん中にカーブのある仕切りで別れた鍋は２色のスープ。豚骨をベースにした白湯と真っ赤な麻辣です。ともにナツメやクコの実、八角など漢方の香辛料や生薬がふんだんに入り、まさに薬膳。体によさそうですね。

好みのスープでしゃぶしゃぶします。タレは特製のゴマダレに唐辛子がたっぷり入った特製のラー油を加えて調整します。

肉は牛肉、豚肉とラム。それに鶏団子が加わります。セットの野菜は白菜、豆腐と細長い湯葉。好みで水菜やキノコ類を追加できます。

さて、まずは白湯からいきますか。スープを味見しました。旨いですね。生姜が香ります。塩気も多少あり、このままでも飲めます。牛肉をしゃぶしゃぶ。ゴマダレは甘さ控えめ。肉の旨さを引き出してくれます。豚肉にも合います。

ラムは麻辣ですね。辛く痺れるスープが独特の臭みを旨味に変えてくれます。タレに付けなくても十分いい。付けてもまたいい。

体がポカポカしてきました。野菜も抜群に美味しくなります。湯葉は麺のように食べられますが、せっかくなので麺を追加。白湯麺、麻辣麺と２種の激旨ラーメンで〆ました。水餃子も入れたかったな。