ぎょうざや　へいはち食堂
通常の３倍あるジャンボ餃子、焼売

「大きな大きなジャンボ餃子」の看板につられて暖簾をくぐります。カウンター５席の小さな小さな店。餃子と焼売の専門店です。

餃子は直径13㌢の生地を使います。もちろん自家製。曲線を描きますから長さは10㌢ほどになりますか。厚めのモチモチした生地は好みです。

ぎっちり詰まった餡は豚肉にキャベツ、ハクサイ、ニラ、ネギ、タマネギ、ニンニクとショウガ。これに秘伝の調味料が加わります。大きさに合わせて野菜は粗めにカットするそうです。

タレは特製ラー油と醤油、酢で調合します。ラー油の底にある一味も取りました。餃子を食べると、八角の香りがする。ラー油にシナモンとともに入れるそうです。凝っていますね

焼売もいきましょう。これも負けずにジャンボ。餃子も焼売も１個60㌘で平均のほぼ３倍。これが６個ということは、普通のサイズを18個食べる計算になります。３人前ですね。

豚肉とホタテに加え、タケノコとタマネギが入り、素晴らしい食感になります。酢醤油に辛子をたっぷり付けてご飯をパクッ。美味しい。美味しいけど、ビールが欲しくなるなー。

店主の市川貴史さんは都内で惣菜店や弁当店を開いていました。「餃子が人気となり、自分ものめり込んでいった」そうです。「赤城山に魅了されて」昨年10月に移住し開店しました。

「前橋に来てジャンボに特化しました。一つ一つ丁寧に手握りしています。作れる分だけ売れればいい」と達観しています。