gourmet
食べたい
素朴なドイツパンの先駆け
前橋・箱田中学校正門の正面にお店を構えています。店主の舩津卓也さんは前橋出身。都内で修業し、この地に開業しました。
扉を開けると、奥さんの美幸さんと店員さんが、いつも気持ちよく挨拶してくれます。
入って右手には、ドイツパン、食パン、菓子パンがぎっしり並び、左手の冷蔵庫にはサンド系。あれもこれもと、目移りすること必至です。さて、今日はどれにしましょうか。
まずは自慢のプレッツェル。県内でこのドイツパンを置き始めた先駆け的存在です。太いところはモクモク、細いところはポリポリ。1つで異なる歯応えを楽しめるのが魅力です。噛んでいると、かすかに炭酸まんじゅうの皮のような味が。これは、ラウゲン液という表面に塗った液の味で、この液を塗ることで独特の茶色に焼き上がるそう。
菓子パンもあなどれない実力派
お次は、断面が愛らしい豆パン。北海道産の小豆を使います。少しだけトーストしてみたら、ブリオッシュ生地がふわふわでほんのり甘く、小豆がホクホクして、あっという間に平らげてしまいました。
コロネのクリームは注文してからの後入れで、チョコレートかカスタードが選べます。カスタードは特別な卵を使っているので、少しオレンジがかった色。かぶりつくとパイ生地がパリパリ、クリームは品よく甘さ控えめ。パンとパイ菓子の中間のようです。
人気店なので、土日は一日中、平日も昼過ぎまではお客さんが絶えず、本当に飛ぶように売れていきます。ゆっくり落ち着いて買い物がしたい方は、品揃えは午前中に比べれば少なくなりますが、平日遅めの午後がお勧めです。
店舗情報
ぱん卓
- お問合せはこちら
- 027-251-7831
住所 | 前橋市前箱田町291-5 |
---|---|
営業時間 | 9時(土曜、日曜、祝日は7時30分)~18時(日曜17時) |
定休日 | 月曜、火曜 |
関連する特集・連載
-
2024.10.14
- 前橋新聞
【デジタルブック】 前橋新聞me bu ku第13号
-
2024.07.17
- 前橋新聞
【デジタルブック】 前橋新聞me bu ku 【特別号】 パワーモール前橋みなみ特集
-
2022.06.12
- 日 - カフェ気分
1945年創業 愛され続けつながる味 アジア製パン所
-
2022.06.10
- 金 - テイクアウト三昧
上州名物 絶品ころとんメンチカツバーガー くるみの森
-
2022.06.04
- 日 - カフェ気分
毎日食べたいパンと特別なパン ぱん卓
-
2022.05.29
- 日 - カフェ気分
食べる人もつくり手も幸せになれる「夢の舞台」 La SCÈNE du RÊVE(ラ・セーヌドゥ・レーヴ)
-
2022.05.20
- 金 - テイクアウト三昧
発酵バターたっぷりのパン 車で販売 彦
-
2022.01.23
- 日 - カフェ気分
ベーカリーカフェ「ブレッテリア」 数10種のパンが食べ放題