gourmet
食べたい
初夏を楽しむ稚鮎の天ぷら
旬の素材にひと手間かけて、より美味しく食べさせてくれる居酒屋さん。「真剣だと知恵が出る」と家臣に言い聞かせた武田信玄の『正範語録』を屋号にした店主、小野裕嗣さんの意気込みが伝わります。
3人で予約、刺身の盛り合わせだけ頼んでおきました。他はボードに書かれたお薦めから選びます。
生ビールで乾杯。3種盛りのお通しをいただきます。軽く焼いたタラコが一番よかったかな。
ドンペリにしようと思ったのですが3万5000円でしたので10分の1のカバを注文しました。スペインのスパークリングワイン。夏は泡がいいですね。白ですから、魚を中心にメニューを構成します。
刺身はマグロ、真鯛、ヒラメ、イサキ、メバルと生ダコの6点盛り。真鯛は皮目を焼いた焼き霜降り、ヒラメは昆布締め、生ダコは軽く炙っています。
続いては稚鮎とアスパラガスの天ぷら。岩塩とレモンをかけていただきます。稚鮎の爽やかな香り。初夏にぴったりですね。
栃尾揚げの含ませ炙りは出汁で煮たお揚げを焼いています。家では焼いてから醤油をかけますが、全然旨さが違う。これは真似できそう。
イカ、サバも劇的に進化
魚料理が続きます。スルメイカのガーリックジンジャーは肝が入っていて濃厚な旨みの三重奏。カバがガバガバ進みます。
サバのぬか漬け炙りは若狭の名物「へしこ」です。塩辛さの中に発酵による旨みを感じます。日本酒のアテに最高でしょう。
〆に温かいご飯にへしこを乗せ、出汁をかけてお茶漬けにするのもいいかなと思いましたが、もう満腹。ご馳走さまでした。
店舗情報
56レせいはん(せいはんごろく)
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- 027-210-2040
住所 | 前橋市千代田町4-15-2 |
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営業時間 | 11 時30分~14時30分、17時30分~22時45分 |
定休日 | 日曜、祝日、第1、第3土曜 |