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T-1王者に挑む56店舗
前橋を代表する新たな豚肉料理は

2024.01.09

T-1王者に挑む56店舗
前橋を代表する新たな豚肉料理は

前橋市の豚肉料理NO.1を決める第14回T-1グランプリは1月9日開幕する。前回の39店舗を大きく上回る56店舗が参加。3月8日までの2カ月間、アイデアを凝らしたエントリーメニューを提供する。

グランプリ1月9日開幕

T-1グランプリには焼肉店や肉料理専門店をはじめ、食堂、蕎麦店、ラーメン店、イタリア料理店、居酒屋と多彩な店舗が参加する。

第1回から“皆勤”の常連に加え、前橋市内で営業を始めて3年以内の店や初めて手を挙げた「ルーキー店」が20店舗ある。

過去にグランプリに輝いた店がさらに強力な料理で再び栄冠を狙えば、初参加でいきなり頂点をうかがう店もあり、食いしん坊にはたまらない戦いが繰り広げられる。

グランプリは食事をした一般の人の投票と覆面審査の結果を加味して選考する。グランプリ1店舗のほか、入賞店4店舗、新人賞としてルーキー店1店舗を表彰する。

▼この幟り旗のあるのが参加店舗

投票は2店舗以上でエントリーメニューを食べ、応募シールを2枚以上集める。参加店舗に置いてある応募はがきに貼って郵送するか、SNSで送信する。抽選で40人に特製ころとんグッズを贈る。

これとは別にエントリーメニューを食べている写真をXに投稿すると、毎週3人に参加店舗で使える食事券1000円が当たるキャンペーンもある。

T-1グランプリは良質な豚肉の生産地である赤城南麓の「TONTONのまち」前橋市で新たな名物料理を発掘しようと、2009年に始まった。

コロナ禍で開催できなかったり、規模を縮小したこともあったが、今回の参加店舗はコロナ前の水準を回復した。「肉肉しい料理もあれば、創作料理もある。食べ歩きを楽しんで、みなさんでT-1を盛り上げてほしい」と事務局は期待している。

不滅の人気 歴代グランプリ店

▲初代王者の大村総社の「ソースカツ丼」

▲山人の「豚カリーセット

▲ヴォレ・シーニュの「石焼きカレー」

▲椿家本店の「麦豚とキノコのくわ焼き丼御膳」

これまでにグランプリに輝いた店舗では対象メニューが看板となっている。

初代王者の「大村総社」のソースカツ丼は15年経ったいまでも週末は県外ナンバーの車が並ぶ。

蕎麦の「山人」は豚カリーセットで4代目に。スパイシーなカレーはご飯にも蕎麦にも合う。

ヴォレ・シーニュ」、「椿家本店」、「きむち屋」もグランプリメニューを提供しているが、今回は王者返り咲きに新メニューを用意している。

▲きむち屋の「チーズカレーもちゅ煮」

▲リバーミートマーケットの「上州麦豚の厚切りロースト」

▲ボルデの「エスペートス」(10代目グランプリ)

▲モモヤの「tontonナポリタン

▲昨年の覇者、知花の「三枚肉そば」

8代目の「リバーミートマーケット」と9、10代と唯一、2度のグランプリ店となった中南米料理の「ボルデ」は残念ながら今回は不参加となったが、グランプリメニューは味わえる。

ナポリタンに改良を加え悲願を達成した「パーラーレストラン モモヤ」は今回、ハンバーグで勝負する。tontonナポリタンは変わらず好評だ。

連覇がかかる「知花」はミニ知花そばと沖縄の炊き込みご飯「じゅーしー」のセットを提供する。