炭火やきとり　山水
焼き鳥屋さんで本マグロ

前橋市中心街にある焼き鳥店がランチをやっています。焼き鳥丼とか親子丼とかあるかな。鶏のスープが付くかも。妄想しながら入店します。

ランチメニューは6種類で、すべて880円。赤城鶏の唐揚げがありました。ですが、選んだのは刺身定食。「本マグロ入り」にやられました。

すごいのが出てきましたよ。鮮やかなマグロが“上座”に鎮座します。“下座”には赤貝のヒモ、真ダコ、天然のヒラメとエンガワ。まだまだ続きます。これまた天然のブリにカンパチ、スルメイカとサーモン。全9種類の豪華盛り合わせです。

分厚く切られたマグロは3切。最初と中盤、そして最後にいただきます。「きょうは特にいいのが入りましたよ」と店主の小林隆行さん。色艶がいいですね。赤身だけど少し脂も入った「小トロ」。うん、やっぱり「マグロは前橋に限るな」。

他のネタもどれも新鮮で旨い。旬のイカはシソを巻いて。キュウリと海苔があったら、ヒモキュウの手巻きにしたいところでした。

相方が頼んだメンチとエビフライにも驚かせられます。エビフライの大きいこと。赤城牛のメンチは箸を入れると肉汁がジュワー。次はこれだ。

寿司店で長く働いた経験のある小林さん。市場に毎朝出かけ、「自分の目で見て、できるだけ天然のいい魚を買ってくる」そうです。

焼き鳥のお薦めは朝採りのレバーとハツ。「希少部位なのでレバーは30本、ハツは5、6本くらいしか出せない」とか。開店前から並ぶかな。