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ほし野
蕎麦と鰻の“二刀流”

2026.08.11

「幻の蕎麦」を外一で

 手打ち蕎麦と炭火焼き鰻。日本人に生まれてよかった。そう実感できる店です。

 毎回、うな重(4分の3)と蕎麦(半分)のAセットを注文しますが、蕎麦を堪能したくなりました。蕎麦1人前とミニ豚丼のBセットにします。

▲蕎麦とミニ豚丼のBセット。かけにもできます

 黒光りする山盛りの蕎麦がきました。野趣あふれる粗挽き。わずかにホシが見られます。平打ちで細く切り揃えられています。

 まずは、そのまま蕎麦を一口。香りが強く、甘みを感じます。新蕎麦になったらどうなるのでしょう。

▲蕎麦は群馬盛り。汁はすっきりしています

 「北海道中標津町産の『牡丹蕎麦』を外一(蕎麦粉10につなぎ1)で打ちます」。カウンター越しに女将さんが教えてくれました。在来系統の蕎麦ですが、栽培方法が難しいため市場にはほとんど出回らず、「幻の蕎麦」と呼ばれている品種だそうです。

 そんな希少な蕎麦を二八でも、十割でもない、わずかにつなぎを入れた外一にするのは最高に蕎麦の魅力を引き出してくれるからでしょう。

▲つなぎ少なめでも喉越しがいい

 それにしても量が多い。美味しい蕎麦をたくさん食べられるなんて。蕎麦っ喰いにはたまらない店です。

ミニ豚丼をセットで

 ミニ豚丼は柔らかなロース肉が蕎麦のカエシに似た甘さ控えめのタレで味付けられています。海苔がかかり、蕎麦との調和を崩しません。ダイコンの生姜漬けがいい口直しになります。ご飯にもたっぷりタレが掛かり、最後まで美味しくいただけました。

▲単品でも食べてみたい豚丼

 カウンターで蕎麦を啜っていると、焼き場から鰻が焼かれるいい匂いがしてきました。

 信頼のおける板倉町の卸業者から中骨が気にならず一番美味しい中太程度を仕入れ、備長炭で丁寧に焼き上げます。外がサクッとして中はふっくら柔らか。思い出すだけで食べたくなります。

 そうだ、次回は鰻を堪能しよう。

▲Aセットのうな重

店舗情報

ほし野

お問合せはこちら
027-288-0863
住所 前橋市上大島町48-17
営業時間 11時30分~14時、17時30分~21時
定休日 火曜、水曜