群馬大荒牧食堂
カフェテリア？いや学食

40年ぶりの学食です。安くて量はあったけど、味はいま一だった残念な記憶があります。取材で知り合った群大生に誘ってもらいました。

しかし、随分ときれいだな。カフェテリアみたい。定番メニューに加え、日替わりで定食や麺類があります。おっ、サバ味噌煮があるじゃないですか。クリームコロッケまで付いてくる。はい、決まり。

カウンターに並ぶと、ご飯の量を聞かれ、小さな声で「小」。おかずと味噌汁を次々と渡されます。

総菜コーナーがありました。ほうれん草のゴマ和えなど７、８種類ほどあり、66円から88円という安さ。ポテト＆コーンサラダとオクラのお浸しを取ります。全部で605円。いや、安いね。

サバ煮はやや小ぶりながらも定食屋顔負けの美味しさ。ご飯が進みます。親元を離れた学生には「おふくろの味」いや「ママの味」なんだろうな。

コロッケも揚げたてで美味しい。しかし、学食でクリームコロッケとは。時代を感じます。

一番驚いたのはご飯の美味しさ。平均的な定食屋よりはるかに上でしょう。豆腐とワカメの味噌汁もいい味しています。

レシートにはエネルギー量や塩分量が表示されていました。ただ、空腹を満たせばよかった自分の学生時代と隔世の感があります。

案内役の学生はヒレカツカレーとかき揚げそば。貧血対策でしょうか、薩摩ハーブ鶏のレバー煮も付けていました。これも88円です。しかし、見事な食べっぷり。見ていて気持ちがいいね。