グルマンカレー　
16種のスパイスと果物で決める

中央前橋駅近くに荒砥中出身のオーナー、近藤康裕さんが2022年11月にオープンしたカレー専門店。入口近くの黒板に本日のカレーが3種書かれています。取材に伺った日はチキン、グリーン、ポークでした。

初めてのカレー店で注文するのはチキンカレーと決めています。理由はないんですが…。今回もチキンをオーダーし、プラス100円でゆで卵のトッピングもお願いしました。

運ばれてきました。チキンの塊が大きくて食べ応えがありそう。ひと口食べて、「あ、フルーティーだなあ」。果物が溶け込んでる感じ。「リンゴとその日によって何種類かのフルーツを使っているんですよ」と近藤さん。

ルーはサラッとしています。油はごく少量、小麦粉は使用していません。大量の玉ネギを良く炒め、16種類のスパイスで味付け。そして4時間煮込んで、1日寝かせて仕上げるらしいです。

手作りの福神漬けはシャキシャキ感が生きています。

連れが頼んだのはグリーンカレー。チキンとタケノコ、パプリカが入っています。ご飯にはパプリカパウダーとパセリのみじん切り、自家製ピクルスも添えられています。

近藤さんに、「どこで修業したんですか」と尋ねたところ、「独学です。強いて挙げるとすると『美味しんぼ』かな」。そして全国の有名店を食べ歩き、自分の味を作り上げたのだとか。チキンカレーはちょっと神保町の有名店「ボンディ」に似ているかも。

とても美味しかったので、ポークカレーのルーのみ600円でテイクアウト。チキンよりスパイシーで、やはり大きな豚肉の塊がゴロゴロ入っていて満足でした。

良いカレー屋さんができました。