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アーツ前橋で「ぬけみち展」
7組の若手が示す生きるための回路

2026.06.27

アーツ前橋で「ぬけみち展」
7組の若手が示す生きるための回路

 アーツ前橋で7月4日から8月30日まで、企画展「ぬけみち展 かわす・つくる・ともにいる―生きるための回路」が開かれる。建築、ファッション、デザイン、演劇、ストリートカルチャー、現代アートの領域で活動する7組の若手作家を紹介。閉塞感のある時代に、日常の中から別の可能性を見つけ出す視点を提示する。会期中は関連イベントやワークショップも行われる。
※写真はSIDE CORE《rode work ver. under city》2023年

日常にひそむ別のルート

 「未来は良くなる」と希望を抱きにくい時代に、日常の中には言葉にならない不安や閉塞感が広がっている。そんな現実を真正面から変えるのではなく、少しずらして見つめ直す。誰かと新しい関係を結ぶ。見慣れた風景の中に、別の可能性を見出す。展覧会名の「ぬけみち」には、そうした作家たちの視点や態度が込められている。

▲鈴木哲生『かんじ-こびとがつくるもじとことば』2025年/出版アリス館

▲三野新&山本卓卓《ここにたち、ここにたつ》2024年/写真:TOKYO-PHOTOGRAPHIC-RESEARCH

 紹介されるのは、阿部航太、高野ユリカ、SIDE CORE、坂本舞ニルセン、鈴木哲生、ドットアーキテクツ、三野新&山本卓卓の7組。都市空間、文字デザイン、建築、ファッション、演劇など、活動領域は幅広い。分野の異なる作家たちが、それぞれの視点から「ぬけみち」というテーマを掘り下げる。

▲坂本舞ニルセン《LOVEBOMB》2024年

展示室で「つくる」ワークショップも

 会期中は、建築家ユニット・ドットアーキテクツによる参加型ワークショップ「アーキジム前橋版」も開かれる。大阪・北加賀屋を拠点に、設計や施工を通じて専門家と非専門家の協働を実践してきた同ユニットが、展示室を舞台に「自分の手でつくり、つかう感覚」を呼び覚ます。

 8月8日は「こけしをつくろう」、9日は「木製のスプーンをつくろう」、29日は「縄を編もう」、30日は「スツールをつくろう」を予定している。ナビゲーターはドットアーキテクツ。ゲストに星野家具製作の星野弘さん、前橋鳶伝統文化保存会の吉田知弘さんを迎える。定員は16人、参加無料だが観覧券が必要となる。

▲dot-architects-contact-Gonzo「鉄道芸術祭-vol.10《GDPGonzo-dot-party》」2020年/写真吉見

 関連イベントも多彩だ。7月4日には「アーキジム前橋版」のオープニングイベント、7月11日には前橋シネマハウスで阿部航太監督のドキュメンタリー映画『街は誰のもの?』上映会とトークを実施。坂本舞ニルセンと七夕飾りをつくる「あーつひろば」、キュレーターによるギャラリートーク、おしゃべりしながら鑑賞する「おしゃべりアートデイズ」も予定されている。

▲阿部航太×KINOミーティング「シネマポートレイト」(制作風景)2026年

ぬけみち展
かわす・つくる・ともにいる―生きるための回路

会期:7月4日(土)~8月30日(日)
会場:アーツ前橋1階ギャラリー、地下ギャラリー
開館時間:10時~18時(入場は17時30分まで)
休館日:水曜
観覧料:一般800円、学生・65歳以上・団体600円、高校生以下無料
※1階ギャラリーは無料
※7月20日(月・祝)、8月8日(土)は無料

店舗情報

アーツ前橋

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027-230-1144
住所 前橋市千代田町5-1-16