アザラシの赤ちゃん」「シマエナガちゃん」 動物写真家・小原玲さん逝く

動物写真家、小原玲さんが17日午後0時8分、肺がんのため北海道・網走市内の病院で亡くなった。60歳。名古屋市。告別式は家族葬で行う。妻は小説家で大学教授の堀田あけみさん。
 小原さんは1961年、東京都生まれ。5歳から渋川市、吉岡町に転居、前橋高時代から写真を始めた。茨城大人文学部卒。
 報道写真家として、天安門事件、湾岸戦争、ソマリアの内戦を取材、天安門事件の写真は米国の写真雑誌「LIFE」の「The Best of LIFE」に選ばれた。旅先のカナダで出会ったアザラシの赤ちゃんに感動し動物写真家に転身。30年間にわたりアザラシを撮り続け、毎年少なくなる流氷の上のアザラシの赤ちゃんの姿を通して、地球温暖化に警鐘を鳴らしてきた。
 国内ではホタルやシマエナガを撮影、かけがえのない自然の大切さを訴えている。
前橋新聞「me bu ku」の創刊にも全面的に協力、「小原玲の動物の赤ちゃん」のタイトルで5部にわたって写真とエッセイを公開している。

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