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食べたい

生そば 近留(きんとめ)
毎日でも食べたくなる蕎麦

2022.08.09

三たてを安く、量もたっぷり

北海道産の玄ソバを石臼で挽き、打ちたて、茹でたての三たてを出します。それでいて庶民的なお値段。出前もやる、正しい街の蕎麦屋さんです。

10種類ほどあるお好みの天ぷらを1つ60円から注文できます。いつも、もりと天ぷら2つ。夏らしくインゲンとナスにしました。計640円です。

黒みがかった蕎麦。かすかに星を見つけました。殻は8割方除いて製粉するそうで、残りの部分がいい具合に含まれます。細い部分があったり、太いのがあったり。手打ちの醍醐味ですね。

▲黒ずんだ蕎麦。北海道産の玄ソバを石臼で挽きます

▲お好み天ぷらは60円から。このほかにも旬の野菜があります

▲ニンジンとゴボウ。この組み合わせが好きです

野趣あふれた田舎蕎麦とも、上品な江戸蕎麦とも別物です。汁も濃すぎず、甘すぎず。「返し」と出汁の調和が取れています。毎日食べたくなる蕎麦です。

まずは蕎麦、次に揚げたての天ぷらを汁に浸していただき、また蕎麦を啜る。持続可能な食べ方です。

▲夏限定の冷やしタヌキ。具だくさんです

▲きれいに切られたネギ、ゴマ、ワサビの薬味も充実

夏場は冷やしタヌキも人気。揚げ玉のほかキュウリ、ワカメ、カマボコ、カイワレ、紫タマネギ、紅ショウガと彩りも鮮やか。野菜系をワサビで、揚げ玉には七味をかけて。細やかな味変を楽しみましょう。

2組のご夫婦、見事な連携プレー

4代目店主の小関健太郎さんと奥さん、ご両親の2組のご夫婦で切り盛りしています。男性陣が釜場に立ち、女性陣が天ぷらや接客を担当。チームワークの素晴らしさにいつも感動します。

初代は近江(滋賀県)の出身。1920(大正9)の前橋の地図に店の名がある老舗。「喉越しを重視しています。美味しいと言ってもらえる蕎麦をできるだけ安くお出ししたい」と4代目。三方よしの近江商人の精神をしっかり受け継いでいます。

▲釜場に立つ4代目。出前にも行きます

店舗情報

生そば 近留(きんとめ)

お問合せはこちら
027-221-9745
住所 前橋市本町1-15-10
営業時間 11時~19時30分
定休日 日曜、祝日