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食べたい

市川屋
最高のつまみ マグロブツ

2026.10.23

金曜はうれしい寿司の日

 「大当たりだよ。きょうはいいバチ(マグロ)が入ったからね」。冷蔵ケースの中、ひと際存在感を示しているのがマグロのブツ。真っ赤な赤身、少し脂の乗った小トロに中トロとおぼしきものまで大きくぶつ切りにされたマグロが山盛りになっています。

 「毎朝、前橋市場に通っている方ね。問屋がいいのを用意してくれていたんだ」。店主の長尾啓司さんがそう教えてくれました。

▲大きめに切られたマグロブツ

 「200㌘、いや300㌘ください」。量りに乗せると335㌘。「はい、おまけするよ」。バットに戻すような野暮なことはしません。これで750円。うれしいの何のって。日本酒を買って帰りますか。

 「カツオもホタテもいいよ」。切ったばかり刺身も美味しそうですが、この日、金曜は寿司の日。握りたてがどんどん並べられていきます。女将さんの澄江さんにパックに入るだけ詰めてもらいました。

▲大皿に盛り込まれた寿司

▲刺身は注文で切ってくれます

 名残りの鮎の塩焼きは残念ながえら予約で売れ切れ。サンマは入荷しなかったそうで、ネギトロとカッパの細巻きを追加して引き上げました。

▲鮎の焼き。焼き上がりがきれい

▲天ぷらやフライもある

ネギトロも本物の旨さ

  1.  ブツは予想通りの美味しさ。赤身は少し漬けにしておき、小トロ、中トロをワサビ多めで。角切りなので刺身より口にした満足感が大きいですね。

▲山盛りのブツ

 寿司はネタとシャリのバランスが取れています。ことに美味しかったのは軍艦のネギトロ。赤身と脂身が絶妙に混じり合っています。皮目や骨の周りから、ちゃんと「ネギ取った」本物のネギトロでしょう。

 フライや天ぷら、惣菜も豊富にあるので、つまみにもこと欠かない重宝な店を見つけました。

▲きれいに盛り付けました

 長尾さんは4代目。先祖は千葉県市川市出身で、屋号にしているそうです。

 「もう78歳だから、いつまでできるか分からないけど、贔屓にしてくれるお客さんがいるから、体が続く限り頑張りたいね」。38歳から始めたソフトボールはいまも現役の投手。ともに生涯現役を誓います。

▲元気に仕事に励む長尾さん

店舗情報

市川屋

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027-221-3297
住所 前橋市紅雲町1-16-17
営業時間 13 時~19時
定休日 日曜、祝日