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食べたい
山盛り野菜、巨大チャーシュー
照明を落とした厨房で、黒い帽子に黒Tシャツの店主が豪快に鍋振りをしています。大きな中華鍋で野菜を炒めると炎が立ち上り、麺上げも力強いアクション。どんな一杯ができるか、楽しみです。
「元祖 前橋タンメンの店」を掲げています。タンメンは6種類。3人で訪れ、食べ比べしました。
▲これぞ「前橋タンメン」の醤油
まずは、メニューの1番上にある醤油タンメン。タンメンと言えば塩が一般的ですが、店主の一押しなのでしょう。
黒い丼に野菜山がそびえています。キャベツにモヤシ、ニラ、ニンジン。大きなチャーシューが山の半分を覆い、麓にはキクラゲが置かれています。
▲巨大なチャーシューは柔らかく食べやすい
スープを一口。鶏ガラの旨みに野菜の甘みが加わります。表面に浮いているのは背脂。醤油が全体を引き締め、コクがありながらしつこさは皆無です。
野菜のシャキシャキ感が絶妙です。これぞタンメンの醍醐味。炒め方がすべてです。レアのチャーシューはスープに浸すと温まり、柔らかくなります。
▲タンメンのために作り上げた自家製麺
自家製の平打ち中太麺はコシが強く、熱々の力強いスープに負けません。二郎系のゴワゴワ麺と違い、ぬめっこさも感じます。
辛さはほどほどがお薦め
2杯目は辛味噌を。辛さは「雷」と「三途」の2段階あり、三途の手前、雷に自重しました。
載せ物は醤油と同じ。スープは雷にしておいて正解でした。味噌の風味、甘みをぎりぎり感じられます。
▲辛味噌タンメン。「三途」の川は渡れません
最後の坦々タンメンは甘口、普通辛、激辛から真ん中を選びました。これまた正解。担々麺特有のゴマから出る風味と甘みに辛さが加わったことで最後まで飽きずに完食できました。
▲坦々タンメンのスープ。真ん中にあり肉味噌が辛さの源
個人的な感想を言えば、醤油が1番でした。近くまだ未食の塩と決勝戦をしなければ…。
▲セットのカレーは日替わり
▲餃子は好きな個数を頼めます
店舗情報
麺屋 燦鶴(さんかく)
| 住所 | 前橋市南町2-52-3 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時~19時(火曜は15時、土曜、日曜は16時) |
| 定休日 | 水曜、不定休 |




