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我ん家(ワレンチ)
前橋野菜と淡路島の魚
2025.03.01


手間ひまかかった前菜6種
粕川町の住宅街にある隠れ家レストラン「我ん家」へ行ってきました。和食とフレンチを融合した創作料理をいただけます。
こちらの主役は自家栽培の野菜です。レストランの隣の畑でオーナーシェフの武藤裕司さんが育てています。無農薬、無肥料、不耕起栽培で。

▲オーナーシェフの武藤さん
まず登場は6種の前菜です。アンコウの頭と皮を使った煮こごり、スケソウダラの卵とダイコンの炊き合わせ、お刺身はショウサイフグという小型のフグです。
ほかに、「今年初だよ」というハモのフリット、赤ナマコを番茶にさっと通した茶ぶりナマコなどなど。海のものは淡路島から取り寄せているそう。すべてが野菜とうまく組み合わせてあります。
日本酒がほしいなあ。車で来るんじゃなかったなあ。
ちなみに上毛電鉄の北原駅から10~15分で歩けるそうです。

▲前菜です
続いてはお椀。ふたを開けたら、鮮やかな黄色と緑の世界。
ニンジンのすり流しの中に、原木シイタケではさんだひりょうずが入っています。上には小松菜とカツオ菜、香ばしい自然薯のチップス。薄味で野菜の旨味がよくわかります。体も喜んでいる感じ。

▲鮮やかな椀
スペシャリテのコーヒーゼリーの美味しさ
自家製のクルミパンと干しダイコンのサラダを経て、本日のメイン料理、和牛のほほ肉の煮込みが出てきました。メインはお魚かお肉かを選べます。
お肉の周りは、いまが旬のカブやニンジンなどのフリットが取り囲んでいます。これがとろけるように柔らかくて甘いんです。ニンジンはサツマイモかと思ったくらい。

▲お肉のメイン料理
和牛のほほ肉は酒粕と日本酒でじっくりコトコトと煮込んであります。箸で切れるくらいやわらか。
日本酒は地元の「桂川」を使っているそう。

▲柔らかい和牛のほほ肉

▲自家製パンはオリーブオイルと醤油でいただきます
デザートは3種類から選べます。「当店のスペシャリテです」というコーヒーゼリーにしました。
なめらかなゼリーの上にマスカルポーネチーズのムースと生クリームがのっています。その上に甘く煮た鬼柚子。別の器に大納言。混ぜながらいただきます。
凝っていますね。文句なしに美味しい。

▲デザートのコーヒーゼリー
これで3100円とは素晴らしいコストパフォーマンスです。四季折々の野菜を食べに伺いたいお店ですね。
店舗情報
我ん家(ワレンチ)
- お問合せはこちら
- 027-212-2649
住所 | 前橋市粕川町込皆戸201-22 |
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営業時間 | 昼11時30分~(要予約) 夜18時~(要予約)夜は1組限定 |
定休日 | 日、月曜、祝日 |