島田屋支店
カレー南蛮、初めての体験

カレー南蛮といえばこちらでしょう。ほとんどのお客さんがお目当てに来ます。カレーはカレーですが、本日は初めて、アレにします。

「カレー南蛮を蕎麦で」。言っちゃった。「カレーはうどんだろう」「蕎麦の香りが台無しだ」。ご批判は謙虚に受け止めます。でも、食べたかったんです。

さあ、来ましたよ。ビジュアルはうどんと同じ。表面張力と超粘度のなせる業で、器からぎりぎりこぼれない山盛りのカレーに覆われています。そこから、蕎麦を取り出す。結構、力が要りますよ。

熱々。蕎麦にカレーがよく絡んでいます。鰹出汁の効いた蕎麦屋さんのカレー。あー旨い。鶏肉がごろごろ。タマネギはとろとろ。

蕎麦はやや太めでもちもち。いいですね。うどんも、いいけど、蕎麦もいい。細いうどんといった感じで食べやすいですね。

しかし、ここのカレー南蛮、いつも不思議に思うのは食べても食べても減らないこと。というか、むしろ麺が増えているようにさえ見えます。

ネギと七味を投入して味変。こめかみからみっともないほど汗が出てきます。冷たい水を一口。そして、いつまでも冷めないカレー。無限に続いてほしいループです。

店内を見渡すと、みんなカレー南蛮を食べています。うどんが主流派ですが、中には蕎麦の人も。何かいいな、この雰囲気。みんな幸せそうな顔です。