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らーめんばる ととや
ラーメン店で本格蕎麦を啜る

2024.02.13

「うますぎ」な熱々汁につけて

蕎麦屋さんで意外に美味しいラーメンに出会うことがあります。でも、逆はどうか。ないかな。ラーメン店に蕎麦はまず置いていないでしょう。でも、あるんです。旨い蕎麦を食べられるラーメン店が。

蕎麦の一番人気、その名も「うますぎそば」をいただきます。ざるに山盛りの蕎麦は極細麺の自家製麺。茹で前280㌘なので茹でた後は400㌘近くありそう。

▲極細麵がたっぷり。ざるの2倍あります

つけ汁は鶏肉とネギが入った熱々。うどんは豚の肉汁が合いますが、蕎麦はかしわ、鶏肉ですね。鰹節、昆布、シイタケから取った和出汁に鶏肉の旨みが加わり、「うますぎ」の汁になります。

たっぷり汁に浸して豪快に啜りましょう。喉越しよく、「うますぎ」て大量の蕎麦がみるみる減っていきます。薬味はダイコンおろしとショウガ。冬は希望でユズも付けてくれます。もちろんお願い。いい香りが漂います。七味を適宜かけて完食しました。

▲鶏肉がてんこ盛り。うますぎ

そもそも、こちらの店は1990年に「たに藤」の屋号で蕎麦店として創業しました。

創業者の谷藤勉さんが「ラーメンの方が好きになって」2005年からラーメン店に変更。当初はラーメンだけでしたが、昔からの常連の強い要望で蕎麦を復活させました。蕎麦屋でラーメンしか食べない客がいますが、このラーメン店では蕎麦しか食べない客もいます。

ラーメン作りに蕎麦の技法

ラーメンは和出汁と動物系のWスープに創業以来、継ぎ足してきた「宝物」のカエシを加えます。チャーシューもカエシで煮るなど、蕎麦屋の仕事がしっかり生かされています。特に個人的に一番好きな「江戸つけ麺」は蕎麦とラーメンが融合したようです。

▲基本の醤油味ととやめん。カエシが使われています

▲江戸つけめん。量少なめにすると煮卵が付きます

厨房では谷藤さんと2代目、望さんが息の合った“プレー”を披露します。注文から提供されるまでの速さもお見事。蕎麦、ラーメン、次はどっちにしよう?

▲創業者の谷藤さん。蕎麦店をラーメン店に変えた

▲2代目の望さんはラーメン一筋

店舗情報

らーめんばる ととや

お問合せはこちら
027-269-9801
住所 前橋市五代町486-1
営業時間 11時30分~14時30分、17時30分~21時
定休日 月曜、第3火曜