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食べたい

だるま寿司時沢店
旬のネタ デカ盛りで握ります

2023.06.10

マグロ、白身、貝 全部で10貫

で、でかい。どのネタも長さ15㌢を超えそう。イクラなんかこぼれています。夢のようなネタを10貫盛った「海10(かいてん)寿司」です。

マグロは赤身と中トロ。分厚くて一口では食べ切れません。赤身は何と少し脂が乗った「小トロ」。個人的に一番好きな部位です。中トロも旨い。

▲豪快な盛り込み。どのネタも普通の2~3倍あります。

白身はイシダイ、コチにマツカワカレイ。マツカワカレイといたら「カレイの王様」と呼ばれる高級魚です。シソで巻かれ、強い旨みを爽やかにしてくれます。しかし、どれも歯応えがすごい。

丸々1個のホタテは身が厚くて柔らか。ツブ貝は磯の香りがしますね。これもでかい。普通の大きさの甘エビにほっとします。

▲初夏は貝類が旬を迎えます。手前がツブ貝、奥にホタテ

▲こんなにこぼしちゃって。いいんです、イクラなら

こぼれるイクラ、ウニも大量

イクラは軍艦でいくつだろう。高騰しているウニもたっぷりで、申し訳ないくらいです。

旬の海の幸10貫を盛り込んだ「海10」の名はもちろん「回転寿司」を掛けています。「回らない寿司屋でじっくり寿司を味わってほしくて。赤字覚悟でお出ししています」と店主の内山浩二さん。

確かに、特上のネタを2、3倍の大きさで握って2500円とはお値打ちすぎます。

▲ランチは通常の1人前にサラダ、茶わん蒸し、お椀、デザートが無料サービスされます

▲茶碗蒸しも秀逸。海鮮がたっぷり入り、そっと柚子を乗せる気遣いが素晴らしい

▲スイカまでご馳走になりました。甘かったな

内山さんは前橋市住吉町にあった「だるま寿司本店」で15年修業しました。「職人が10人くらいいて、みんな住み込み。仕事が終わると宴会場で布団を並べて寝ました」と懐かしみます。

結婚を機に暖簾分けを許され、今年で35年目。海10以外にも、うす焼ききんぴらピザ、寿司ピザなどアイデア料理が満載です。赤城山南麓の入口、粋な寿司屋さんがあります。

▲この道50年の内山さん。奥さんと2人で仲良く切り盛りします

店舗情報

だるま寿司時沢店

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027-288-4740
住所 前橋市富士見町時沢60-1
営業時間 11時30分~14時、17時~22時
定休日 水曜