gourmet
食べたい
特盛りが1000円でお釣り
復活していました。いやー、うれしい。2021年11月の取材後、しばらくして暖簾を見かけなくなり、てっきり閉店したとばかり思っていたら。2024年2月、1年半ぶりに再び暖簾が掛けられたそうです。
「久しぶりに再開したら仕入れ値が5割以上も上がってしまって浦島太郎のようでしたよ」とご主人の森永光徳さん。それでも、ランチの握りは100円値上げしただけ。「並」は何と770円です。

▲手際と愛想がいいザ・職人、森永さん
うれしくなって「特」にしました。握り10貫に巻物が1本付きます。
ほれぼれする所作は健在でした。立て込む注文を軽快にさばいていきます。
「お椀ね」。厨房に声を掛け、シジミの味噌汁が配膳されると同時に、握り満載のゲタが置かれます。
マグロ3貫にイナダとカンパチが上段。かっぱ巻きを挟んで下段にはヤリイカ、サーモン、スズキ、タコと玉子が並んでいます。

▲マグロは赤身ながら脂も乗った小トロ
まずはマグロでしょう。サクから切りたて。水っぽくなく、旨みが強い。うれしい、あと2貫も食べられる。
淡白ながら独特の風味のあるスズキ、脂が乗ったカンパチもよかったけど、1番はヤリイカでした。食感がよく、甘みも感じられます。「耳を出しました」とこっそり教えてくれました。

▲ネタは仕入れ次第。高級魚のスズキも入っていました
繊細な細工施すコハダ
あっという間に完食。満腹ですが、追加をお願いしました。寿司の真打ち、コハダと旬のホッキガイです。
コハダは三つ編みに細工が施されていました。「まあ、自己満足だよ」と謙遜しますが、素晴らしい仕事です。酢や塩の加減も最高。これは旨い。
注文してから殻を割ってくれたホッキガイは磯の香りがたまりません。

▲コハダの細工の美しさといったら
まだまだ、食べたいネタがあります。今度は夜に伺い、酒を飲みながらゆっくりしたいですね。
店舗情報
寿し真(すしまさ)
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- 027-388-0686
住所 | 高崎市中尾町273-8 |
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営業時間 | 11時30分~14時、17時~22時 |
定休日 | 月曜 |