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大村総社が「推しカツNo.1」
そば平、モモヤも入賞

2025.07.23

大村総社が「推しカツNo.1」
そば平、モモヤも入賞

 ソースカツメニューのコンテスト「まえばし推しカツNo.1」は「そば処 大村総社」の「おそば屋さんのソースかつ丼」が最高賞のゴールドを獲得した。シルバーは「そば平」の「ヒレソースカツ丼と蕎麦の定食」、ブロンズは「パーラーレストラン モモヤ」の「チーズソースカツ丼」が選ばれた。

1世紀守ったソースのタレ

 「推しカツNo.1」は群馬県産豚肉を使った料理を対象に2009年から2024年まで実施した「T-1 グランプリ」の後継企画。人気の高いソースカツに絞って前橋観光コンベンション協会が主催した。前橋市内の24店舗がオリジナルのソースカツメニューを出品、4月10日から2カ月間実施し、「味」「ビジュアル」「知り合いへのおすすめ度」の3部門で実食した人からの投票で入賞を決めた。

▲大村総社の「ソースかつ丼」。タレが命

 大村総社はT-1グランプリで初代王者に輝いた実力店。1920(大正9)年に伊勢崎市で創業した本店から脈々と受け継がれてきた秘伝のタレをラードでカラッと揚げたヒレカツに絡ませている。

 入賞したソースかつ丼は味噌汁、サラダ付きで1100円。ミニサイズや更科系の蕎麦とのセットもある。

▲夏は冷たい「おろしかつうどん」も人気

T-1グランプリメニューを進化

 そば平は昨年、最後のT-1グランプリを獲得した「ヒレソースかつ丼」をさらに進化させた。

 2代目の松井政和さんは「ヒレカツを厚めに切り、噛んだ時の食感と香りをき出した」と改良点を説明する。出汁の効いたソースに絡ませ、まろやかでなじみやすい味に仕上げている。蕎麦、うどんとのセットで1580円。

▲そば平の進化したヒレソースかつ

コンテスト用に開発

 モモヤも「tontonナポリタン」でT-1グランプリに輝いた。入賞作の「チーズソースカツ丼」(1100円)はコンテスト用にスタッフで意見を出し合って作り上げた。

 ソースカツの上にとろり溶けたモッツァレラチーズが乗っている。手間がかかるのでメニューから外したが、「また復活させます」と喜んでいる。

▲チーズとソース、意外と合います

 入賞した3店には「肉の日」の7月29日、ころとんが出向いてトロフィーを贈る。

 コンテストに投票した人の中から抽選で360人にオリジナルグッズプレゼントする。