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食べたい

MEBUKU食堂
江戸の庶民の味 深川飯

2023.07.20

夏は冷製でヒンヤリ、サラッと

「江戸っ子だってねぇ」

「いえ、上州っ子です」

「てやんでぇ、いいから、これ食ってけ」

というわけで、威勢のいい店主に強引に食事に呼ばれました。夏バテ気味であまり食欲がないのに…。あれっ、でも美味しそう。

3分で出てきたのはアサリが入った深川飯。炊き込むタイプもあるけど、こちらは冷製のぶっかけ。氷入りの冷たい味噌汁がかかっています。

▲江戸の漁師さんの即席飯だったとか

お茶漬けのCMのようにかっこみましょう。うん、旨い。アサリの出汁がよく出て、ほんのりショウガの香りもします。

具は他にレンコンとニンジン。レンコンのシャキシャキ感がいいですね。刻み海苔を入れたら磯の香りがして海に来たよう。あっという間に完食です。

冷や汁はうどんにも合いそう

▲キュウリ、シソ、ミョウガで涼味満点

「もう一杯食うか」「はい、お願いします」

2杯目は宮崎名物の冷や汁でした。焼いたアジの身をほぐし、麦味噌とゴマの香ばしい出汁と合わせています。木綿豆腐も入って栄養満点。キュウリ、シソ、ミョウガが涼しさを誘います。

▲豆腐も入って栄養も満点。するする食べられます

味付けもいいのですが、肝心のご飯が絶旨。川場産の雪ほたかの玄米を炊く直前に精米機で3分づきにしたそうです。旨いはずですね。

上州麦豚の冷しゃぶや中華風冷や奴など小鉢も充実。オクラ入りねばねば野菜のスープは夏バテにいいですね。こいつぁ、いい食堂に巡り合えました。

すでにネタバレだと思いますが、店主は前橋新聞「me bu ku」の編集長です。第9号「『ゲーム』と『ダンス』」、みなさまのお手元に届いたでしょうか。

▲ご飯や麺にかけるだけの多国籍のレトルトがそろっています

▲こんな小袋で1人前ずつ味わえます

ちなみに、深川飯の素などはすべて中央通りの無印良品さんで購入しました。

店舗情報

MEBUKU食堂

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非公開
住所 非公開
営業時間 気が向いたら営業
定休日 ほぼ1年中