watch

見たい

【前橋旧町名の物語▶5】
神社仏閣と教育機関

2026.07.28

【前橋旧町名の物語▶5】
神社仏閣と教育機関

 1960年代半ばまで使われ、いまもなお愛着を持って呼ばれる旧町名を後世に伝えるため、前橋市は旧町名の由来を記した案内板の設置を始めた。第一弾として、「厩橋地区」と呼ばれる中心街で11カ所を設置。新たに7カ所を追加した。案内板のある旧町名を順次紹介する。

「利根の双橋」は名勝に

①紅雲町(こううんちょう)=紅雲町2丁目

 紅(くれない)色の雲がたなびくことから命名されたという説がある。江戸期から紅雲分村と呼ばれ、明治43年から紅雲町となった。

利根橋鉄橋(手前)と利根橋

 前橋城主・酒井家の菩提所である龍海院、人丸様と呼ばれる厳島神社、長昌寺と言った由緒ある神社仏閣がある。利根橋と利根橋鉄橋は「利根の双橋」と呼ばれ、前橋の名勝になった。

▲紅雲町の案内板

▲紅雲町の範囲

前橋駅南口開発で発展

②前代田町(まえしろたまち)=表町1丁目

 前橋城築城にあたり、代田の郷と称していた地区を南北に分け、南を前代田とした。

▲旧中央小付近から前橋駅方面

 大正元年にガス会社ができ、大きなタンクがあった。県立ろう学校、城南小学校もこの地に建てられ、いまは移転したが、前橋駅南口の開発に伴い、前橋商業高校や県立盲亜学校(現県立盲学校)が設立され、文教地区となっている。

▲前代田町の案内板

▲前代田町の範囲

 【前橋旧町名の物語▶1】はこちら

 【前橋旧町名の物語▶2】はこちら

  【前橋旧町名の物語▶3】はこちら

 【前橋旧町名の物語▶4】はこちら

 ※旧町名の後の現在の町名は案内板の設置場所を示す。

商工まえばし「旧町名への旅」

 前橋商工会議所は2011年7月、機関誌「商工まえばし」の別冊として、「旧町名への旅」を発行した。

 「おじいちゃんとボクが訪ねた町」をサブタイトルに、高校1年生の孫と70歳の祖父が旧市街地の44カ所を訪ね、旧町名の由来や特徴を分かりやすく解説している。

 すでに絶版となっているが、全50㌻のコピーを受け付けている。300円(消費税込み)。

 問い合わせは前橋商工会議所(☏027-234-5111)へ。