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蛟龍館 次世代に繋ごう
前橋高校同窓会が募金受け付け
2026.06.28
群馬県立前橋高校同窓会は老朽化した同窓会館「蛟龍館(こうりょうかん)」の改修費に充てる募金活動を始めた。2027年に迎える創立150周年記念事業の一環。蛟龍館は創立100周年記念事業の目玉として建てられ、半世紀にわたる前高生のメモリアル。同窓生や保護者、企業、団体に広く協力を呼び掛けている。目標額は1億円。
建設50年で施設が老朽化
蛟龍館は1977年の創立100周年記念事業として計画され、天川原校舎から現在の下沖校舎に移転後の1980年に同窓会の寄付で建設された。
鉄筋コンクリート3階建て。1階にロビーと食堂、2階に会議室と事務室、3階に宿泊室が設けられた。食堂は朝、夕に自習室としても利用され、畳の部屋がある3階は囲碁、将棋、茶道、百人一首かるたの各部の練習拠点となっている。
▲1階の学食。自習室にも使われる
▲うどんが人気のよう
▲講演会も開かれる会議室
▲高高との定期戦に向け気運が高まる
ただ、建設以来ほとんど改修されておらず、老朽化が進んでいる。浴室とシャワー室は使用できず、トイレや水回りも一部が破損。かつては部活動やクラス単位での合宿にも活用されたが、現在は宿泊できない状態となっている。
生徒からは「エアコンの効きが悪く、夏は暑く、冬は寒い」「トイレが一部使えず、和式もある」「雨漏りがする」「畳が張り替えられず使い勝手が悪い」といった悲鳴が上がっている。
▲将棋部の部屋。半分の畳が劣化している
▲襖(ふすま)や壁も壊れたまま
▲浴室は使用できない
▲水回りも破損が目立つ
創立150年記念事業で企画
前橋高校同窓会は150周年記念事業として、蛟龍館と部室棟の改修を計画。ホームページで寄付を受け付けるほか、協賛広告も募集し県内外の企業への協力依頼も進めている。
西村琢巳校長は「生徒は部活や勉強によく利用している。本当に素晴らしい姿勢です。蛟龍館の建物自体も重厚感のある素晴らしい施設であり、大事に使っていきたい」と改修を願っている。
反町敦同窓会長は「前高の同窓生のみなさん、これからも前高の伝統を引継ぎ、現役の生徒たちが快適な環境で勉学に励むことができるよう、ぜひご協力をお願います」と協力を呼び掛けている。
募金は1口万円から。150周年記念誌に掲載する協賛広告も募集している。
募金の詳細は前橋高校同窓会の150周年特設ページから。


