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食べたい
奈川育ち 香り爽やか
艶のある黒味がかった蕎麦が瑞々しく盛られています。2、3本手繰り、岩塩を付けて。クルミのような香りとほのかな甘み。この日から始めた夏の新蕎麦です。運よく第1号の客となりました。
▲せいろに山盛りの新蕎麦
冷たい朝霧が降る信州・松本市の奈川で収穫された玄ソバを自家製粉して二八で打ちます。
夏蕎麦は開店当初、在来種のナガワカオリでしたが、温暖化の影響から栽培しやすいキタワセに、そして今年からキタミツキへと品種が変わりました。
「風味にやや欠けます。甘みは問題ないと思いますが…」。全国の玄ソバを試し、奈川産に出会って蕎麦店を開く決意をした店主の斎藤進さんは厳しく評価しますが、夏向きの爽やかな蕎麦だと思います。
▲すっきり喉越しのいい蕎麦です
蕎麦汁はキリキリに冷やしています。薬味はおろしとネギ、ミョウガとユズ。これも夏用でしょう。香りを楽しんでもらうためワサビは付けません。
蕎麦には野菜天が付いてきます。この日はオクラ、ズッキーニ、サツマイモとエリンギ。岩塩でそのまま、蕎麦と合わせてもおいしくいただけます。
▲夏蕎麦には夏野菜の天ぷらを
蕎麦を汁に半分ほど付けて、思い切りズズーと啜る。喉越しも素晴らしいですね。真夏の新蕎麦。ささやかな贅沢でした。
風土に合わせて成長するソバ
「ソバは同じ品種でも土地の土壌、気候で変わります。風土に合わせて成長していきます。奈川で栽培するキタミツキも2、3年経ったら、もっといいソバになるでしょうね」。斎藤さんは長い目で成長を楽しみにしています。
通常の蕎麦は現在、奈川の在来種の生産が減ったため、長野県木曽町の開田早生とブレンドして提供していますが、10月下旬には奈川の新蕎麦が入る予定。
夏の新蕎麦を味わいつつ、秋の到来を待ちましょう。
▲ガレットも味わえます
▲前高の正門前にある店ならでは
店舗情報
手打ち蕎麦 邑人(むらびと)
- お問合せはこちら
- 027-226-5356
| 住所 | 前橋市下沖町319-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時30分~14時 |
| 定休日 | 水曜、第2土曜・日曜 |




