韓国家庭料理　韓味
あったかいオモニの味です。

上細井町の住宅街にあります。「自宅の倉庫を改築して、2017年に開店しました」とオーナーのファン・ユンジョンさん。韓国の親戚の家に招かれているようなアットホームなお店です。

店内はカウンターと掘りごたつ式のテーブル席が４つ。

ランチメニューは20種類。プルコギ、ユッケジャン、スンドウブチゲ、石焼ビビンバなど、お馴染みの韓国料理がずらり。辛さを三段階で表示しています。

私が選んだのは「コムタンスープ」、友人は「ユッケジャンラーメン」です。テーブルの上に紅白のスープが並びました。

コムタンスープは牛骨を2日かけて煮込むそう。生クリームのような乳白色で、滋養たっぷりという感じ。具は春雨、エノキ、シメジ、クタクタに煮込まれた牛が入っています。塩加減もちょうどいい。一さじ口に運ぶたびに、心が温かくなります。

途中からご飯にかけて、おじやにしていただきました。

ユッケジャンラーメンは、ぐつぐつと煮立った状態で運ばれて来ます。ジャガイモの麺でしょうか。モチモチしていて、ボリューム感があります。卵、ニラ、玉ネギ、キクラゲと野菜たっぷり。辛いのが苦手な方は事前に、「辛さ控えめで」とお願いしましょう。

「料理は、ソウルで食堂をしていた母親から習いました」と黄さん。お母様の味を引き継いでいるのですね。

夜はケジャンやサンギョプサル、チーズタッカルビ、チヂミ、トッポギなど一品料理も登場するそう。ケジャン、大、大、大好きなんです。韓国のお酒、マッコルリを飲みながら、食べに行きます。黄さん、またよろしくお願いします。