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身も肝も旨い貝5種食べ比べ
梅寿司

2022.05.06

柔らかアワビ、コリコリのサザエ

瓦屋根の門をくぐり、玄関までの細い小道を歩きます。風情のある寿司屋さんです。

カウンターの冷蔵ケースは新鮮なネタがぎっしり。赤身、中トロ、大トロの「三段構えの柵」を見ると、やはり「マグロは前橋に限る」と唸ってしまいます。4人でしたのでお座敷に席を取りました。

初夏に旬を迎える貝を中心に刺し身の盛り合わせをお願いします。カウンターの中で店主の「梅さん」こと金澤久徳さんが貝を「パチン、パチン」と割る音が聞こえてきます。ホタルイカの玉子とじを肴に、生ビールで喉を潤しながら待ちましょう。

▲大きなサザエの刺し身。コリコリがすごい

▲「大トロも前橋に限る」

「お待ちどうさま」。威勢のいい声とともに届いた刺し盛り。絶景です。イサキの姿造りを中心に飾られたのは5種類の貝。どれも大きいな。

クロアワビは歯応えがあるけど酒蒸ししたような柔らかさ。サザエはコリコリ。磯の香りが強いホッキ。さわやかな赤貝。ホタテは甘さが際立ちます。「肝も旨いよ」と梅さん。アワビは青、ホタテは赤。苦みはなく、トロリとした食感が楽しめます。サザエは苦さがいい。赤貝のヒモは巻き物にしたかった。

上州の酒に合う刺し身

こうなると、日本酒ですね。青森の田酒、新潟の八海山など酒処の銘柄もありますが、ここは上州。赤城山、関東の華、水芭蕉を次々に飲み干します。

▲豪華なウニ、イクラの軍艦巻き

焼き魚や一品料理も頼みたかったけど、もう無理。旬の小肌やウニ、イクラ、大トロと、それぞれ食べたい寿司を注文しました。

梅さんは日本一のマグロの産地、大間の出身。東京・新富町の名店で修業し、縁あって前橋で店を構えました。ちょうど50年。「海なし県だからこそ新鮮なネタで勝負」と豊洲直送の魚介類にこだわります。

▲故郷・大間の猟師さんから送られた大漁旗

▲気さくな梅さん

店舗情報

梅寿司

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☏027-231-7372
住所 前橋市千代田町5-17-1
営業時間 17時30分~24時
定休日 日曜