タンマイ古市町店
ベトナム料理を広めたい

はじめまして、前橋新聞「me bu ku」食べ隊3号（中村ひろみリポーター）です。
新前橋駅周辺のみなさんに朗報です。下小出町のベトナム料理店タンマイが、古市町店を出店しました。

実はこの「タンマイ」、3号がベトナムのサンドイッチ、バインミーのおいしさに目覚めたお店です。さあ、ランチメニューから選ぶのは、当然、バインミーとフォーがついた「おすすめセット」のCセット。

バインミーにかぶりつきたいところをグッとこらえて、メインのフォーからいきます。チョイスした鶏肉フォーは、鶏の出汁が効いて優しいお味、もちっとした緬がちゅるちゅると喉を通過していきます。

ラーメンに「いきなり胡椒はかけない派」の3号としては、半分くらいまでお店オリジナルのフォーを楽しみます。トレーの上には、茹でもやし、レモン、唐辛子とパクチーがのっています。窓際にも味変調味料がズラリ。

しかし、3号、本日、フォーの最強味変アイテムをみつけてしまいました、それはこのあと…。

いよいよ、お待ちかねのバインミーです。うまい、やっぱりタンマイのバインミーはうまい…。オーナーのホアン ブヒェップさんに聞きました。

「なんでこのフランスパンおいしいんですか？」「ベトナム製の特別なパン焼き機で焼いてます」
「このレバーペーストは？」「食材はベトナムから仕入れています」
「この人参と大根の甘酢つけ、日本では『なます』って言いますが、おせち料理の箸休めくらいでしか食べたことなくて、パンとお肉のサンドイッチにこんなに合うとは思いませんでした」「ベトナムでは、いろんなお料理と一緒に、頻繁に食べますよ」

タンマイ・バインミーのおいしい秘密が聞けて、3号、感無量です。

ランチセットには今日のデザートのココナッツジュースが付いてきましたが、追加注文で、ベトナムの国民的スイーツ「チェー」からミックスチェーを頼んでみました。

ココナッツミルクの甘い香りに、小さなタピオカとプルプルの寒天にフルーツ、クラッシュアイスも入って、テーブルに着いてすぐは「かき氷」の様相。でも氷はすぐに溶けてマイルドなドリンクとなります。

チェー自体が初体験でしたが、寒天も緑色だったり、ギザギザの形だったり。ちょっと歯ごたえのある桃のようなオレンジの果物は「ジャックフルーツ」という南国のフルーツだそうで、これも初体験。小さなグラスの中に異国体験、満載です。

そしてココナッツミルク味のチェーを飲んだ後、再度、フォーを口に入れると、なんと驚くことに、ミルクの甘さとまろやかさが鶏の出汁と相まって、ミラクルなおいしさに味変しました。これはお薦めです。フォーの味変はココナッツミルク、お試しください。

「ベトナム料理のおいしさをたくさんの人に広めたいです」。オーナーのホアンさんが、笑顔でお会計してくれました。

ちなみに上小出町店の情報はこちら。