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森の蕎麦かふぇ 九頭龍(くずりゅう)
ばら蕎麦 前橋の新名物に

2023.10.24

優雅な色彩、香りを楽しむ

ピンクのバラが咲きました。ザルの上に。優雅に香ります。ばら園の西隣に9月に開店した蕎麦カフェが秋のバラフェスタに合わせて提供している限定メニュー、ばら蕎麦です。

変わり蕎麦はソバの実の中心部の更科粉に旬の食材を練り込み季節感を楽しみます。柚子や抹茶はよく見かけますが、バラは初めて。前橋市の花ですし、場所柄からも新名物になりそうですね。

▲ばら蕎麦の上に散らした花は食用です

それにしても鮮やか。美しく細切りされ、食用バラが飾られています。

目と鼻で秋を堪能したら口の中へ。バラは強く主張することなく、それでいて気高い。「バラの花の配合率に苦労しました」と店主の眞下隆一さん。何度も試行錯誤を重ねたのでしょう。

▲更科粉を使っています。喉越し、口当たりが最高。すぐに啜りましょう

独学で30年、脱サラで念願の店

30年以上、独学で蕎麦を打ち続け念願の店を出しました。ソバ粉は上州・赤城産、信州・大町産と遠州・周智産を使い分け、すべて二八で打ちます。

この日は周智産。茶畑の隣で栽培されているとか。初めて聞く産地。基本のもりで確かめてみましょう。

▲特別に通常のもりとの二色蕎麦を作ってもらいました

甘皮も少し入った色黒の蕎麦は細く、やや平打ち。かすかにホシもあり、一番好きなタイプです。香りよし、喉越しよし。これはいい蕎麦に巡り合えました。

汁もちょうどよい濃さで、味に深みがあります。こちらは奥さんの芳江さんの担当。カエシは4カ月以上寝かせて熟成させ、継ぎ足していくそうです。

▲ざるそばと天ぷらも人気

▲天ぷらも奥さんの芳江さんの作。カラッと揚がっています

▲蕎麦をこよなく愛するご主人、眞下さん

脱サラして開いた2人の城。カフェの名前通り、コーヒーを楽しめ、夜はお酒もあります。敷島公園にまた通いたくなる店ができました。

店舗情報

森の蕎麦かふぇ 九頭龍

お問合せはこちら
027-234-5000
住所 前橋市敷島町257-24
営業時間 11時~16時30分、17時30分~21時
定休日 水曜、第2木曜