拉麺 しのざき
昆布水つけ麺２種を食べ比べ

開店と同時に1番乗りしました。冷たいラーメンがどうしても食べたくて。「気分限定」と注意書きのある冷やしは４種類あります。２つはすでに実食済み。全品制覇といきますか。

まずは淡麗鶏清湯つけ麺。醤油味と塩味があり、醤油にします。冷たく冷やされたラーメン丼に昆布水に浸されてやってきました。

特製の麺は全粒粉の中細ストレート。冷水で締められ、歯応えがすごい。ほのかな昆布と小麦の香りの二重奏を楽しめます。

汁は熱々。なので、大きく分厚い炙りチャーシューと10㌢ほどある穂先メンマを最初に投入しておきます。具は温かい方が美味しいですからね。

麺を汁に付け、ズズーと啜ります。カエシが強めの汁は食べ進めるうちにちょうどいい塩梅に。海苔に乗った鰹節粉を入れると、動物系とのWスープになり、味に深みが出てきました。

自家製飲むラー油つけ麺は麺が大量の刻み海苔に覆われています。真っ赤な汁は激辛ではありません。刺激的ですが、鶏や野菜から取ったスープの旨みを感じられます。麺と一緒に美味しく飲めます。

こちらは追いラー油して辛さを増し、酢を入れてさっぱりさせると、美味しさが倍増します。

最後はどちらも丼に残った昆布水を汁に入れて、スープ割りを楽しみます。完食完飲しました。

大柄な店主、篠﨑誠さんはロックンローラーのような風貌。調理中は真剣な目つきとなり、カウンター越しに緊張感が伝わってきます。それでも、「美味しかったです」と告げると、優しい目で「ありがとうございました」と返してくれました。