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炭火やきとり 山水
「朝採り」の白レバー、ハツ

2023.04.26

赤城鶏で焼き鳥オールスター

「朝採りレバー」って何だろう。看板にひかれ、やってきました。

「きょうの朝、処理した赤城鶏から採れた希少部位の白レバーです」。店主の小林隆行さんが説明してくれました。脂肪が多い肝、フォアグラですね。1日30本の限定。塩とタレを注文しました。

▲レバー嫌いな人もいけます

まずは塩から。トロトロです。レバーは「赤」とも言い、独特の臭みが好きな人にはたまらず、どうしてもだめという人もいます。でも、この白レバー、濃厚でありながら臭みがほとんどありません。

タレはさらに食べやすい。レバー嫌いな相方も「これなら食べられる」と手を伸ばします。

▲ハツモトでしょうか。1切れが大きめ

もっと希少な部位がありました。ハツ。心臓ですね。こちらは1日5、6本しか出せず、注文は1人1本。それでいて値段は他の焼き鳥と同じ。

塩を薦められました。脂が多い部位ですが、意外とあっさり。サクッとした歯切れがいい。

▲店主は寿司店の修業もあり、刺身もお薦め

炭火で丁寧に焼き上げ

厨房では小林さんが一本一本丁寧に炭火で焼き上げています。コース料理のように、食べ終わるころに次の串が提供されます。

胸骨の先端部にあるヤゲンなんこつも希少部位。食感が最高です。砂肝もコリコリ。ボンジリと皮、セセリは脂が旨い。王道のねぎまも塩で。

▲手前がセセリ、奥がボンジリ

▲粗挽きで肉肉しいツクネ

レバーとともにタレにしたのはツクネ。このタレが甘味控えめで粗挽き肉を美味しくします。

ポテサラや塩ダレキャベツを挟みながら焼き鳥を全制覇。ビールから始まり、ホッピーは何回、中をお替りしただろ。気持ちよく、店を後にしました。

▲赤城牛のメンチは切ると肉汁がジワッ

▲低温調理された豚タンは生のよう

▲焼き鳥のタレで味付けした焼きおにぎり

店舗情報

炭火やきとり 山水

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027-212-9269
住所 前橋市千代田町2-7-12
営業時間 12時~14時、17時~24時
定休日 日曜、祝日、第3月曜