アカギメシ
赤城山南麓の特産が大集合

「地産地消食堂」を名乗っています。赤城牛、やまと豚、赤城鶏といった赤城南麓で育った良質な肉類や新鮮な野菜を使い、道の駅まえばし赤城のフードコートで提供しています。

美味しそうな肉料理が並ぶ中、紅一点というか、ただ一品ある魚のメニュー、森育ちサーモンとマグロのユッケ丼をいただきます。

森育ちは前橋新聞「me bu ku」第５号（2022年７月発行）で紹介した、赤城生まれのニジマス。サーモンは脂がしつこくて敬遠していましたが、すっきりした味わいに魅了されました。

赤城山のような丼です。鮮やかなオレンジ色のサーモンが南麓を囲み、山頂は卵黄を乗せたマグロブツ。北麓は新緑のようにサラダが添えられます

醤油を適量かけたらまずはサーモンを一口。旨味が強く、さっぱりしています。スプーンでご飯と一緒に。森育ちの味を純粋に味わってもらうためでしょうか、ワサビはありません。

サラダと交互に半分ほど食べたら、山頂を制覇しましょう。卵黄を崩しブツに絡めます。韓国風のユッケダレが甘辛く、素晴らしくご飯に合います。

肉料理はもちろんですが、こちらも間違いなく前橋名物。県外のお客さんに堂々お薦めできます。

連日、大勢のお客さんが詰めかけ大忙しの厨房をまとめるのはマネージャーの新津泰宏さん。「野菜は道の駅の農産物直売所から仕入れています。出店しているみなさんと協力して盛り上げていきたい」と熱く語ってくれました。