ギーモカフェ
野菜が美味しい釜めし　

野菜ソムリエの茂木曜子さんが作る、野菜いっぱいの創作料理を味わえるカフェです。一番人気は「上州黒豚ロース肉と季節野菜のスタミナ釜めし」。釜の中にはシシトウ、パプリカ、ブロッコリー、サツマイモ、カボチャ、ニンジンなど約10種類の野菜がゴロゴロと入っていてご飯は見えないほど。野菜はすべてこだわりの県内産です。

「栄養価を損なわないよう、野菜は注文を受けてから切る」そう。さすがです。

前橋産の米を火にかけて約20分。炊き上がりました。ニンニク醤油味の特製タレと黒豚ロース肉のほどよい脂がご飯と野菜をまろやかに包んでいる感じ。おこげもしっかり。この釜めしを食べれば1日に必要な野菜の2/3量が採れるそうです。「1週間に2～3回、テイクアウトする人もいますよ」、根強いファンがいるんですね。

連れが頼んだのは、18穀米で食べる「高山村無農薬ビーツのカレー」。赤紫色のカレー、初めて見ました。どんな味なんだろう、ひと口いただいたところ、ほっこりして優しい。イカとエビが中に入っています。ヘビーでない、ヘルシーなカレーです。

「栄養価の高いビーツの新しい食べ方を提案したかったんです」という茂木さんの自信作。

こちらのお店、2011年から赤城南麓でドッグカフェをしていましたがそちらは閉店し、2021年、中心市街地に近い日吉町に移転。「前橋には釜めし屋さんがあまりないから」という理由で現在のスタイルになったそう。

コンパクトな店内には素敵な絵が飾られ、ウェッジウッドなど器もおしゃれ。

それにしても、美味しい野菜をたっぷりいただきました。あんなに食べたのに、お腹は軽い。365日ダイエッターの私にとって、ありがたいお店です。