上毛三山を蕎麦で表現すると
そばはな

ソバの花を御覧になったことはありますか。かれんな白い花が咲くと、そろそろ新蕎麦の時季になると心躍ります。こちらのお店はセットやつまみも充実していて、夜もにぎわう「華」があります。

名代とある三山を蕎麦でいただきました。赤城、榛名、妙義の上毛三山をイメージし地元食材を使っているそうです。大きなザルに３種の蕎麦が盛られています。ぶっかけにもできますが、蕎麦徳利と猪口がありましたので、汁に付けていただきましょう。

栃木県芳賀町産の玄ソバを毎日、石臼で挽き、打ちたて、茹でたての三たてを提供します。黒ずんだ細切りのきれいな蕎麦です。喉越し最高ですね。

最初に手を出したのはとろろ蕎麦。ウズラの卵と海苔が乗っています。ワサビを多めに使い、ツルツルっと啜りましょう。

続いて、天ぷら、山菜、おろしの入った器から、大きなマイタケとキノコの天ぷらを取り出していただきました。熱いうちに食べたいですから。

こちらの蕎麦には手を付けず、３枚目の梅干し、シソ、おろしに手を出します。天ぷらを食べた口内がさっぱりして、食欲が復活します。

さあ、最後は山菜、おろしの器に薬味にあった天かすも投入し、ここはぶっかけにしましょう。野趣あふれていい感じ。蕎麦のフルコースを堪能しました。

季節限定メニューで七茸定食がありました。エノキ、ナメコ、シイタケ、シメジの入った温かい汁とマイタケ、エリンギ、マッシュルームのミニ天丼が付き、７種類のキノコを味わえます。新蕎麦になったら、ぜひ秋の味覚を堪能しましょう。