ながお商店　
ねっとりムチッ新食感干しイモ

　車で走っていたら、「甘い干し芋　やわらか仕立て」の、のぼり旗が目に飛び込んできました。面白そう。入ってみましょう。

　お店というより、作業場という感じです。店頭には「キャラメル食感　新感覚ほしいも」と書かれた商品が並んでいました。え、キャラメル食感って何んだろう？

　「とびきり甘くて照りのある干しイモを作ろう」と2023年、ながお商店取締役の永尾潤さんが開発した商品。おイモを一度焼きイモにしてから、棒状にカットし、乾燥しています。

　食べてみると、ムチムチ、ねっとりした歯ざわり。なるほどキャラメルみたいです。あとから焼きイモの香ばしさと甘さが追いかけてきます。味が濃くて美味しいなあ。

　使用しているおイモも店頭に並んでいました。茨城県産の紅はるか。糖度が高く、皮の色も鮮やかな赤紫色です。

　「全国やきいもグランプリなどで上位を飾る、実力派の農家さんから仕入れてるんですよ」と永尾さん。

　こちらのお店では焼きイモも販売しています。

　茨城・笠間焼きの大きな壺を使い、おイモを下処理してから、170～180度という高温で、70分間焼き上げるそうです。

　いろんなサイズの焼きイモが並んでいた中、小さめのものを一本を買って食べてみました。わー、しっとりしていて、スイートポテトみたいです。甘くて、柔らか。

　商品は干しイモと焼きイモの２種類という専門店です。これからますますサツマイモが美味しくなる時期。おイモ好きはぜひ立ち寄ってはどうでしょう。