はるぱん　
小ぶりで中身ギッシリ

広瀬川沿いにあった望月書店。2022年９月、フルリノベーションして「はるぱん」として生まれ変わりました。

東日本製菓技術専門学校の同級生だった中村榛花さんと羽鳥かすみさん、若い女性職人さんが開いたお店です。店内でドリンクを注文し、イートインもできます。

ケースの上には焼き立てパンがずらり。「これとこれをください」というとスタッフさんがトングで取ってくれます。

「いろいろな味を楽しんでほしいから」と、パンは小ぶりに仕上げています。でも、中身はぎっしりだそう。

人気の３品、「枝豆とチーズ」「フレンチトースト」「ベーコンポテト」を買って、食べてみました。

枝豆とチーズは、外はカリっ、中はもっちりした不思議な食感のパンです。枝豆がたっぷり入っています。チーズの塩気が効いていて、お酒のつまみにも合いそうですね。

フレンチトーストは、大人気の「みに食パン」を厚切りにして、ほんのり甘い卵液に浸け、バターで香ばしく焼いてあります。甘すぎなくて、ちょうどいい。こちらも美味しい。

そして、ベーコンポテト。よくある、まるまる１個のジャガイモが入ったパンだと思ったら大間違い。マッシュポテトになっているんです。これは食べやすい。そしてホクホク。とっても気に入りました。

お世辞抜きに、どれもこれもみんな美味しい。国産小麦粉を使い小ぶりだけれど、ずっしり重いパン。広瀬川の名物になりそうです。