菜穀和食 むくび
野菜をお出汁で食べる

敷島公園バラ園の隣にある和食のお店です。

地元の旬の野菜をたっぷり使った「むくびのおもてなしランチ」をいただきました。まずは、すり流しから。今日はパプリカとトマトのオレンジ色のすり流しです。

生クリームを使わない和風ポタージュといった感じ。食欲を刺激します。

８品の料理が盛られたプレートと、ご飯、味噌汁が続きます。とろりとした舌触りの茶わん蒸し、たくさんの大根おろしでいただく出し巻き玉子、真ん中には近藤スワインポークの柔らかな角煮。

漬けのお刺身が底に潜んでいるづけサラダもあります。

どれを食べても上品なお味。見事なほど全部、美味しい。つやつやした新米のご飯は、千代田町の平野屋米穀店で特別にブレンドしてもらうそう。

具だくさんでお出汁が香る味噌汁にも、職人の技が光ります。

「昆布とかつお節はもちろん、挽肉、いりこ、タイの骨などを使って出汁を取ります。お出汁の利いたホッとしていただける料理を提供したい」と店主の岩崎暑正さん。

店内はカウンターとテーブル席、奥には寛げる小上がりもあります。

ディナーには予約しておくと、魚介や野菜を炊き込んだ土鍋ごはんもいただけます。一度、ジャコと小柱の土鍋ごはんを食べたことがありますが、お出汁とおこげが最高でした。

十四代など日本酒も銘酒ぞろい。またゆっくりおじゃまします。