gourmet
食べたい
コシの強い麺に絡む卵
バラの花びらのようなローストポーク丼で人気の店。猛暑対策で新メニュー「タマゴかけ麺」を始めました。略してTKM。さらっと食べられ、しかも、最後にアレもできるのでボリューム満点です。
ストレートの太麺は茹で時間8分。流水でよく洗い、最後は氷水で締めます。ここがポイント。蕎麦やうどんでも、つけ麺でも、水道水だけで締める店が多く、コシの弱い麺に遭遇することがありますから。
麺の上は卵黄とだし粉だけという素晴らしくシンプル。薬味に青ネギとワサビ、そして自慢のローストポークが1枚付いてきます。
「よーく、かき混ぜてくださいね」と店員さん。言われる通り、よく混ぜ、ローストポークと薬味を載せました。こうなると美味しそうなビジュアル。
麺をずるっと啜ります。これこれ。このコシの強さですよ。それでいて滑らか。秘密は卵にありました。麺の上は卵黄だけでしたが、底にタレとともに全卵がありました。「タレが麺によく絡むように。味もまろやかかになります」と店主の宮永成美さん。
この麺のために開発したタレは甘さ控えめですっきり。だし粉は鰹節や鯖節など5種類をブレンドしており、味に深みが加わります。ワサビを加えると爽快。七味やコショウでも味変出来ます。
温かいバージョンも登場か
すべて平らげたら、残ったタレにサービスの追い飯を投入します。TKGの完成です。お茶漬けのCMのようにガツガツといただきました。
「寒くなったら温かい釜玉も食べたいな」とお願いすると、「そのつもりです」と宮永さん。さすがです。
店舗情報
食匠 なる花
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- 027-212-7649
住所 | 前橋市昭和町3-28-13 |
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営業時間 | 11時~14時30分、17時30分~21時 |
定休日 | 火曜夜、水曜(臨時休業あり) |