うどんちゅう
進化続ける創作カレーうどん

普通のカレーうどんとは一線を画す創作カレーうどんの店です。ガランゴルム、ゴアマガラ、ジャガルマガラ…。もしや、モンハン？　果たして、そうでした。モンハン好きのご主人がモンスターをイメージして創り出しました。

では、激昂のラージャン麵を。お品書きには「鶏もも肉の香草焼きをほぐしたキーマカレー風」とあります。「激昂」に恐れをなして、追いかけトロトロチーズを援軍に呼びました。

どんなだろう。興味津々で待っているとご登場。やや黒っぽく、スパイスの香りがプンプン。

ルーを味見しましょう。さすが「激昂」。かなりの辛さです。でも、辛さの後から甘味が追いかけてくる感じ。大量の野菜でとろみを付けているそうで、味に深みが加わります。

中太の自家製うどんは讃岐うどんのようにもっちり。柔らかだけど、コシもあり、ルーがよく絡んできます。

具は鶏肉がごろごろ。シャキシャキ感の残る炒めたタマネギ、素揚げしたニンジンやブロッコリー、オクラが彩りを添えます。チーズのトッピングは正解。素晴らしくマイルドになりました。

機械の設計をしていたご主人、只木宏幸さんは伊香保にあるカレーうどん専門店で６年修業し、７年前に独立しました。「カレーはすべて仕込みが別々なので絞りました」と残念がります。以前あったチリトマトクリーム、緑のカレーの復活が待たれます。